佐藤琢磨は、インディカー第2戦アラバマの予選で11番手だった。佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、3回行われたプラクティスで着実にラップタイムを短縮し、予選を迎えた。第1ステージの第2グループに出場した佐藤琢磨は、6位で第2ステージへと進出。昨年は最終ステージまで駒を進めた佐藤琢磨だが、第2ステージではさらに自己ベストを1分12秒1667まで短縮したものの予選11番手で最終ステージを走ることはできなかった。
KV Racing Technology-Lotusは苦戦しており、E.J.ヴィソは予選18番手、開幕戦3位のトニー・カナーンは予選24番手だった。明日、午前中にウオームアップセッションが30分間行われ、シリーズ第2戦の決勝レースは現地時間午後2時45分にスタートが切られる。佐藤琢磨 (11番手)「オフの間に行われたテストと、今週末のプラクティスでクルマを作ってきました。マシンのバランスは何とかよくできたのですが、グリップが十分に得られていませんでした。予選の第1ラウンド通過はギリギリでしたが、第2ラウンドに向けて小さくセッティングを変更した結果、感触が少しよくなりました。自分たちなりに攻めた戦いはできたのですが、周りと比べてラップタイムの縮まり具合が少なかったです。3回のプラクティスと予選、ここまでのデータを基に、明日の決勝を戦うマシンを競争力のあるものに仕上げたいと思います」