佐藤琢磨は、インディカー開幕戦セントピーターズバーグの決勝レースで自己ベストとなる5位でフィニッシュした。予選11番手からスタートした佐藤琢磨は、1周目のアクシデントをすり抜けて6位までポジションアップ。しかし、ソフトタイヤを装着したマシンのハンドリングが今ひとつだったことと、続けて行われたリスタートで不利なアウト側になったためにトップ10圏外に下がった。
それでも、1回目のピットストップでハードタイヤに替えると走りは安定し、着々とばん回。コース上でのバトルで1台をパスして2回目のピットストップを行った佐藤琢磨は、5位までポジションを上げてゴール。参戦2シーズン目の最初のレースで、昨年の自己ベストである9位を大きく上回る成績を残した。佐藤琢磨 (5位)「最初のスタートでアクシデントを潜り抜け、ポジションを大きく上げることができました。しかし、次のリスタートからはアウト側になってばかりで、路面が汚れていることもあって非常に難しく、順位を落としてしまいました。それでも、ピットストップですごくチームがんばってくれました。今日はなんとしてもフィニッシュしたかった。このような形でシーズンのスタートを切れてうれしいです。今日はラッキーな面もありましたが、自己ベストのリザルトを更新することができました。これからも上位フィニッシュを目指してがんばります」
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