佐藤琢磨は、第102回インディ500の決勝前最後のプラクティス“カーブデー”を6番手で終えた。1時間の練習走行では、全33台が決勝レース用のセッティングを施してコースに入り、ドラフティングを利用しながらレースを想定した練習走行を行った。カーブデーとは“カーブレーション・デー”の略であり、かつて決勝前にカーブレーター(キャブレター)を調整できる最後の時間であったためにこの名がついている。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は224.083mhpを記録して6番手で最後のプラクティスを終えた。「今日のカーブデイは比較的短いセッションでした」と佐藤琢磨はコメント。「僕たちは走行プランを消化し、様々なことをチェックしました。トラフィックのなかではそれなりに満足できました」「まだそこに取り組む必要がありますが、もうレースデイは近づいています」「僕たちは準備はできていると思っています」1911年に始まった世界で最も長い歴史を誇るインディ500は、5月の第4週目のメモリアルデイ=戦没者記念日の週末に開催されるのが恒例。今年は5月27日(日)に決勝レースが行われる。スタートは現時間12時19分(日本時間29日1時19分)。前回大会のウィナーである佐藤琢磨は6列目16番グリッドからレースをスタートする。
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