2016年のF1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグはエクストリームEチーム『Rosberg Xtreme Racing)ロズベルグ・エクストリーム・レーシング)』の設立を発表。メルセデスF1でチームメイトだったルイス・ハミルトンとチームオーナーとして再び一戦を交えることになった。ニコ・ロズベルグは、ルイス・ハミルトンを破って2016年に悲願のF1ワールドチャンピオンを獲得した直後にF1を退職。それ以来、多くのサステナビリティスタートアップに投資しており、フォーミュラEの初期の投資家および株主でもある。
エクストリームEは、2021年に初シーズンが開幕する新しい電動オフロードシリーズ。今年9月には現F1ワールドチャンピオンでルイス・ハミルトンが『X44』を設立している。二人ともオーナーとしての参戦であり、ドライバーとしてシリーズを走ることはない。今回、ニコ・ロズベルグが設立した『Rosberg Xtreme Racing』は、1994年に父親で1982年のF1ワールドチャンピオンであるケケ・ロズベルグによって設立された『TeamRosberg』の“進化”だとしている。 「エクストリームEの最新の参加チームとしてとしてロズベルグ・エクストリーム・レーシングを発表できることに興奮している」とチームの創設者兼最高経営責任者となったニコ・ニコロズベルグは語った。「このシリーズは、今日の地球にとって最大の脅威である気候変動との戦いへの意識を高めるだけでなく、行動を起こさせる素晴らしい機会を表している」「F1を引退して以来、僕は自分のキャリアを持続可能なテクノロジーに捧げており、それらの活動とレースへの情熱を組み合わせることができることは信じられないほど充実している」 エクストリームEに対するRosberg Xtreme Racingの取り組みは、セネガルの農村コミュニティと協力して水資源を監視するモナコ財団のアルベール2世によるイニシアチブの支援を含むオフトラック活動やプロジェクトにまで及ぶ。エクストリームEの創設者兼CEOのアレハンドロ・アガグは「ロズベルグ・エクストリーム・レーシングがエクストリームEの最初のシーズンのラインナップに加わることをついに発表できることに興奮している」とコメント。「我々はこのプロジェクトについて何ヶ月も話してきたが、彼自身のレーシングチームの創設者兼CEOとしてモータースポーツに正式に復帰する場としてエクストリームEを選んだことに興奮している」 「持続可能性の分野でのニコの取り組みとエクストリームEの目的の間には明らかに大きな相乗効果があり、彼のチームはシリーズの補強として大いに歓迎されている」 この投稿をInstagramで見る NICO ROSBERG(@nicorosberg)がシェアした投稿 - 2020年10月月21日午後10時07分PDT 関連:ルイス・ハミルトン、エクストリームEチーム『X44』を設立
全文を読む