ニコ・ロズベルグは、F1シンガポールGPでリタイアを余儀なくされたメルセデスに信頼性アップを求めた。スタートラインで5つのライトが消えるかなり前から、ニコ・ロズベルグのマシンを担当するクルーは、ステアリングホイールの電気系の不備と格闘していた。しかし、解決することはついにかなわなかった。「ハイブリッドパワーがなくて、DRSもダメだった。ギアボックスは常に一度に2つのギアが変わってしまう状態だった」とニコ・ロズベルグは Auto Motor und Sport に述べた。
「ピットストップで修正できればと思ったけど、何もうまくいかなかった」最終的にリタイアしたことにより、22ポイント差でチャンピオンシップ首位に立っていたニコ・ロズベルグは、優勝したチームメイトのルイス・ハミルトンにその座を奪われた。残り5レースで、ルイス・ハミルトンの3ポイントのリードを獲得している。 ニコ・ロズベルグは怒りを隠さなかった。 「コックピットでかなりぶちまけた」というニコ・ロズベルグは、チームを率いるトト・ヴォルフでさえ謝罪の必要性があると述べた。パフォーマンス面では2014年を支配するメルセデスだが、信頼性には懸命な努力が必要だとニコ・ロズベルグは語る。「今年はすでに何件か信頼性のトラブルがあった。僕たちの弱点だ。クルマを改良しなければならない。信頼性は100%でなければならない」
全文を読む