ニコ・ロズベルグがF1ドイツGP仕様のヘルメットデザインを変更した裏には韓国の自動車メーカーであるヒュンダイの陰があったと Auto Motor und Sport が報じた。ニコ・ロズベルグがヘルメットのデザイン変更を指示されたのは、ワールドカップのトロフィーが描かれていたためだと伝えられている。
FIFA(国際サッカー連盟)は、当初のデザインについて“私的所有権の未許可の使用”にあたるとニコ・ロズベルグ側に通告したという。 これを受け、ニコ・ロズベルグは「残念だけど、もちろん法的な事情は尊重する」と自身のTwitterで述べ、結局、トロフィーは消され、シンプルな星が描かれた。ニコ・ロズベルグは、騒ぎになったことに驚いていると彼はホッケンハイムで語った。 「商標としてのワールドカップ。そういうことも考えなければならないんだね。ビックリしたよ」とニコ・ロズベルグは述べた。 「大きな星に置き換えたので、もう誰にも取り上げられないよ。星は僕たちのものだ!」 FIFAの広報担当はこのニュースを認めている。しかし、 Auto Motor und Sport によると苦情の出どころは他にもあったという。ニコ・ロズベルグはメルセデスのドライバーだ。だが、ワールドカップでは、ヒュンダイが独占的にオフィシャルスポンサー契約を結んでいる。メルセデスもドイツのワールドカップ優勝を喜んでおり、F1のモーターホームに“Das Beste(ザ・ベスト)”という巨大なメッセージを掲げてドイツ代表優勝を祝った。 しかし、そこにはワールドカップへの言及はなく、商標も一切描かれてない。
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