ニコ・ロズベルグは、2011年シーズンのメルセデスGPのポテンシャルについて楽天的なままだと主張する。先週のヘレステスト2日目にミハエル・シューマッハがトップタイムを記録したが、メルセデスGPの2011年マシンW02は、レッドブルやマクラーレンと比較して全体的なパフォーマンスに苦労しているようにみえた。
ニコ・ロズベルグは、バーレーンにむけて予定されている大幅なアップグレードが、開幕戦のチームの運命を高めてくれると確信している。「確かにバレンシアではあまり速くなかったけど、ヘレスでのミハエルの2日間の走行を含め、僕たちは間違いなく正しい方向に向かっている」とニコ・ロズベルグは語る。「人々がどう考えているかに関わらず、彼がタイムを出したときは予選仕様ではなかった。僕たちにはまだバッファがある。もちろん、僕の走行はそれほど満足のいくものではなかったけどね」「ヘレスの最終日はエンジン交換の予防のために45周しか走れなかった。望んでいたほど多くのラップができなかったのは残念だったけど、全体的に開発は良い方向に向かっているし、ラップ毎に良くなっている」ニコ・ロズベズベルグは、現時点でのメルセデスGPの焦点はラップタイムではなく、完璧な信頼性を得ることだと主張する。「明確にさせておくべきことは、これまで僕たちが走らせていたクルマはバーレーンのマシンではないということだ。今回のクルマは、信頼性を改善させ、可能な限り多くのマイレージを稼ぐためにここにいる。大きなステップは、テストシーズン後半に導入される」マシンのどのエリアにアップグレードが施されるを質問されたロズベルグは次のように答えた。「多くの人がその答えを知りたいと思う。こう言っておこう。マシンの全てのエリアだ」