ダニエル・リカルドは、2024年F1イギリスGPのフリー走行3回目のピットレーンでのインシデントにより、イギリスグランプリのスチュワードから戒告処分を受けた。RBのダニエル・リカルドは、イギリスGPの最終プラクティスセッションの序盤で、ピットレーン違反によりスチュワードに呼び出される羽目になった。
セッション開始からわずか8分後、ピエール・ガスリーがシルバーストン・サーキットのベールコーナー手前でコースアウトし、グラベルにマシンを停車させたため、セッションは赤旗中断となった。ピットに戻ったリカルドは、ピットレーンを蛇行しながら走行していた。 彼は車をコントロールできているように見えたが、他のチームのピットボックスで作業するスタッフに危険なほど接近することが何度かあった。スチュワードは「特にウェットコンディションであることを考慮すると、3号車の蛇行により、ピット作業員と接触する危険性があった」と判断した。リカルドは、タイヤの温度を高く保つようチームから指示された後、ピットレーンのファストレーンを蛇行走行することを決めたが、その行動は「見苦しいものだった」と認め、また、そのような行為を決して繰り返さないことをスチュワードに約束した。ダニエル・リカルドに対する戒告処分は、今シーズン初めてのことだ。