ダニエル・リカルドは、先週末のF1オーストリアGPで起きたコース上のドラマの後、マクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラによるマックス・フェルスタッペンに対する批判に反論した。先週末のオーストリアでのフェルスタッペンとランド・ノリスの衝突の余波で、ステラは「もう2021年は見たくない」と述べた。その年を通して、フェルスタッペンとルイス・ハミルトンはキャンペーン中に何度かバトルを繰り広げ、しばしば接触に至った。
フェルスタッペンはレッドブルリンクでのノリスとの衝突により10秒のタイム加算ペナルティを受けたが、それでも5位でフィニッシュし、チャンピオンシップでのリードを広げた。 リカルドの目には、マクラーレンは事件を実際よりも悪く見せかけているように映った。「数年前の出来事を引き合いに出すのは、マックスを非難しているように聞こえる」とリカルドはメディアに語った。「おそらく少し大げさに伝えられているようだ。彼が変わっていないと言うのは、彼がレースに臨み、コース上ですべてを出し切る姿勢のせいだと思う」「そして、多くのファンが彼に対して抱いている評価でもある。でも、彼がキャリアをスタートさせてから成長したと思うか?もちろん、そうだ。彼が常にこのような立場に置かれているわけではない。現時点では、特に問題視する必要はないと思う」「タフな」レースはフェルスタッペンのDNAダニエル・リカルド自身も、レッドブルのチームメイトだった2018年のアゼルバイジャングランプリで、フェルスタッペンの激しい防御戦術を身をもって体験している。リカルドは、現世界チャンピオンのドライバーを追い越そうとするドライバーは、戦いに備える必要があると受け止めている。なぜなら、ベッテルはひじを出すのがDNAに組み込まれているからだ。「このスポーツでは、いじめられる側になりたい人は誰もいない。誰に対しても自分の立場を守りたい」とリカルドは付け加えた。「もちろん、それは自分の評判にも関わる」「そして、コース上で人々があなたに近づいてきたとき、彼らに『ああ、この男は簡単に手なずけられそうだ』と思われたくないはずだ」「肘は常にある程度は外に出しておいた方がいい。マックスは初日から常に肘を外に出していたことを僕たちは知っている。」 「彼のDNAがそうさせているのだと思う。彼はタフなレーサーだ。だから、彼は特に深く考えなくてもそうなる。それが彼流のレースだ。彼と戦えば、、厳しい戦いが待っているというのはある意味で当然のことだ」
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