ダニエル・リカルド(RB)は、2024年F1第6戦マイアミGPの決勝を15位でフィニッシュした。前戦中国GPで科された3グリッド降格ペナルティによって最後尾グリッドとなったリカルドは、ハードタイヤでスタートするリバースストラテジーを選択。しかし、終始トラフィックでの戦いを余儀なくされ、ペースも上がらず苦戦。ポイント獲得は果たせなかった。
「レースが始まると楽観的になるものだけど、残念ながら今日のレースは昨日の予選を引きずってしまった」とダニエル・リカルドはコメント。「トラフィックにはまってしまい、簡単には抜け出せなかった。クリーンエアで走行できた昨日のスプリントに比べると、他ののマシンに囲まれてペースを出すのにかなり苦戦した。また、他と比べてストレートでのスピードがだいぶ落ちるセットアップだった。どうすることもできず、ひたすら後ろについていた」「その点は後で分析すると思うけど、金曜日のスプリント予選のように、予選でいい結果を出すことが重要だということは理解している。昨日のスプリントは、予選の結果が反映されていた」「よかった点を振り返ると、チームがとても満足してマイアミを後にできることだ。スプリント予選とスプリントはいい結果だったし、角田もポイントを獲得できた」「そして、ノリスの優勝を心から祝福する。彼はライバルでもあり、友人でもある。彼はとても才能のある選手で、初優勝は時間の問題だと分かっていた」