ダニエル・リカルドは、2023年のスクーデリア・アルファタウリでのF1復帰のために新しいデザインのヘルメットを用意した。先週、スクーデリア・アルファタウリは、ニック・デ・フリースに代えてF1ハンガリーGPからダニエル・リカルドを起用することを発表。復帰戦にむけて、リカルドはアルファタウリのカラースキームに合わせたヘルメットを用意した。
過去にも使用していたライトブルーとホワイトのグラデーションをベースとしたヘルメットには、ベージュとネイビーの“炎”がデザインされている。全面には『yes』、背面にはリカルドの愛称である『ハニーバジャー』が描かれ、『HELLO』と『I’M BACK』の2つのバージョンが用意されているようだ。Honey Badger(ハニーバジャー/ミツアナグマ)は、ラーテルの別名で、蜂の巣を襲ってハチミツを好んで食べるためそう呼ばれている。通常アフリカに生息しており、動物界で最も危険な哺乳類の1つとして知られている。リカルドは、大胆なレイトブレーキで追い越しをする傾向と相まって、ラーテルの愛称で呼ばれている。「動物界で最も恐れを知らぬ動物なはずだ」とリカルドは2014年に語っている。「よく見ると、とても可愛くて抱きしめたくなるけど、誰かが自分の気に入らない方法で自分のテリトリーを越えるとすぐに野蛮に変貌する。虎でもニシキヘビでも何でも追いかける。回転はとても速いですが、良い奴だ」リカルドは後に、どのようにしてその動物に出会ったかを明かし、それが彼の攻撃的なドライビングスタイルの原型となったと語った。「当時の僕のトレーナーだったスチュアート・スミスだ。彼がドキュメンタリー番組を見せてくれたんだ。『この動物は素晴らしい』と言った。すごいと思ったね」「それから彼は、僕にはハニーバジャーの資質がたくさんあると思うと付け加えた。それで、『ああ、そうかもしれない!』と思った。そこから始まった「ハニーバッジャーを採用したとき、まったく挑戦しないよりは、挑戦して失敗してクラッシュする可能性のほうがマシだと自分に誓ったんだ」almost ready #HungarianGP FP1 pic.twitter.com/KdUjXoEBU8— Scuderia AlphaTauri (@AlphaTauriF1) July 21, 2023
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