マクラーレンF1のダニエル・リカルドは、F1エミリア・ロマーニャGPの決勝でチームメイトのランド・ノリスを先に行かせるというチームオーダーを“プライドを捨てて”受け入れたと語った。レース序盤、マクラーレンF1の2台はダニエル・リカルドが5番手、ランド・ノリスが6番手を走行していた。しかし、ランド・ノリスの方がペースは良く、無線で「クリーンな空気が必要だ」と伝え、18周目にノリスを前に出すようリカルドに無線が飛んだ。
ランド・ノリスは、ダニエル・リカルドの前に出ると3秒速いペースを刻み、最終的に3位でフィニッシュして、キャリア2度目の表彰台を獲得している。ダニエル・リカルドは、プライドを捨てなければならなかったと認めるが、チームは公平に状況に対処するべきだと感じたと強調した。「あれは確かにプライドを捨てなければならない場所だった」とダニエル・リカルドはレース後に Sky Sports F1 に語った。「チームは十分に公平だった。彼らは僕のペースを見せるための時間を与えてくれた。少しペースがあり、それなりのタイムを刻むことができたラップもあった。でも、正直、プッシュしたときに右フロントを殺し始めた。彼らは僕が持っているものを示すのに必要な時間を与えてくれたと思う。、そして、今日は十分ではなかった」ダニエル・リカルドは、ルノーとの2年間の任務の後、マクラーレンに加わり、その前にはレッドブルのためにレースをしたいた。マシンに慣れるためにもっと周回を重ねる必要があるかどうか質問されたリカルドは幻想を抱いてはおらず、スピードを上げるのにもう少し時間がかかるかもしれないと認める。「自分がそれを過小評価しているとは思わない」とダニエル・リカルドは言った。「レッドブルからルノーに移籍したときにそれを思い知った。残念ながら、少し時間がかかると思う。でもシーズンは長い、2レースが終わっただけだ。もちろん、すでに速くなっていた。たぶん、数レースの時間で問題ないだろう」「ポジティブな点は、ランドが表彰台で強い週末を過ごしたことだと思う。ポジティブな収穫があった」レースは開始前に土砂降りの雨に見舞われ、多くのドライバーが苦戦した。グリッドに向かうまでにスピンするドライバーもいた。ダニエル・リカルドは、トラックが濡れている間、レースは生き残ることが重要だったと振り返る。「確かに挑戦的だた。最も困難な部分は、グリッドへのラップだったかもしれない。最初のセクターでどれだけ雨が降ったかは実際にはわからなかった」「スクリーンには水があるのが見えたけど、水が多かったので、インターミディアイトにアクアプレーニング現象が起こっていた。グリッドへのラップは『OK、とにかく生き残ろう』という感じだった」「いつもと同じことだけど、F1ではターン1への進入でたくさんの水しぶきがある。文字通り、どこでブレーキをかけるかは推測するしかできないけど、その部分はうまくいった」
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