ダニエル・リカルドは、ルノーF1チームと契約したときに抱いていた今季への期待は重要視しておらず、2020年に“シューイ”を復活させることを決している。ダニエル・リカルドは、レッドブル時代の2018年のモナコGPで優勝して以来、表彰台から遠ざかっている。ルノーに移籍した今季ここまでの最高成績はモナコGPでの4位となっている。
2020年にむけての見通しについて質問されたダニエル・リカルドは“シャンパン!”とだけ答えた。「実際、僕がチームと契約したとき、2020年に少なくとも1回は表彰台を獲得することが目標だった。だから、それを本当に目標にしている」「マクラーレンとの差は1シーズンで本当に大きな違いを生み出せる証拠だ。だから、力強いオフシーズンを過ごせば、来年僕たちが戦うチャンスを掴むことは不可能ではない」「でも、最終的にはシャンパンであろうとなかろうと、来年はトップ3に近づいて、もっと一貫して戦いたいと思っている」現在、ルノーF1チームはコンストラクターズ選手権で5位につけており、2019年に課した目標には達していない。だが、ダニエル・リカルドは、2019年後半にはチームのパフォーマンスは改善されており、ルノーは目に見える結果以上のことを達成したと語る。「自分たちが望んでいる場所にチームをもたらすのに時間がかかることはわかっていた」とダニエル・リカルドはコメント。「僕たちはまだそこにいないけど、今シーズン後半はもう少し一貫性があったと思う。それは結果以上にポジティブなことだ」「今の僕たちには勢いがあると思うし、その勢いを冬の間にファクトリーにもたらすことが重要だ。チームのマシンに努力を注いでいる」「みんなが顎を挙げて、元気な足取りでシーズンを終えて、冬の作業に満足して、次のシーズンが良くなるというポジティブな心構えを持っている」「僕たけでなく、チームも2020年により多くの期待を持ち始めている始めているし、僕たちは多くを学んだと思っている。自分の現状はわかっている」「結果は必ずしも望んでいたものではなかったけど、忘れない一年だとは間違く思っていない。それとはほど遠いね」