ダニエル・リカルドは、ルノーF1チームとの契約を延長する心境には至っていないと語る。来季、セバスチャン・ベッテルの後任としてフェラーリへの移籍が噂されているダニエル・リカルドだが、ルノーと2020年まで契約を結んでいることを理由にその可能性を否定している。
しかし、ダニエル・リカルドは、ルノーの進捗についても懸念を表明した。「僕のキャリアのこの段階でのキーワードは忍耐だ」と今年レッドブルからルノーに移籍したダニエル・リカルドは Corriere della Sera にコメント。「難しいシーズンではあるけど、全体的にはポジティブだ。でも、僕はフレッシュな何かを必要としていたので、その挑戦を受け入れた。自分がドライバー、そして、人間として向上することを可能にする変化だ」「幻想は抱いていなかった。一夜で勝利していけるようなものではない。それがたとえリスクを冒すことを意味したとしても、僕は自分の快適なゾーンから抜け出したかったんだ」「自分がワールドチャンピオンを争うわないだろうことは確かだった。せいぜい、表彰台には上がれると思っていたけどね」ダニエル・リカルドの離脱により、現在、レッドブルの勢いはすべてマックス・フェルスタッペンへと向けられている。そのような状況が、現在、フェラーリでセバスチャン・ベッテルに起こっているのではないかとダニエル・リカルドは考えている。現在のセバスチャン・ベッテルについて「僕が1年前に感じていたものと似ているかもしれない。フラストレーションが溜まって、攻撃されやすい状況だ」とダニエル・リカルドはコメント。しかし、現在はルノーにいるダニエル・リカルドは、今のところ、2020年以降もチーム残留する新しい契約にサインする機会があっても飛びつくことはできないと語る。「今のところ、答えはノーだ。だからと言って、ルノーの信頼していないわけではない」とダニエル・リカルドはコエント。「シーズン後半を待ちたいと思っている。何らかの兆候を期待している」とダニエル・リカルドはコメント。「4位をかけてマクラーレンと戦っていたいね」