ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、先週末のF1フランスGPでペナルティを科せられて11位に降格したことに不満を抱いており、自分に代わってレッドブルに加入したピエール・ガスリーに“ポイントを盗まれた”と冗談交じりに語った。ダニエル・リカルドは、最終ラップでのランド・ノリス(マクラーレン)とキミ・ライコネン(アルファロメオ)を抜く際にコース側でアドバンテージを得たとしてそれぞれに5秒加算ペナルティを科せられ、7位でチェッカーを受けたものの、レース後に11位に降格した。
ダニエル・リカルドは、特にランド・ノリスへのペナルティは例外的だと考えており、自分をトップ10から除外するために2つのペナルティを科せられたのではないかとさえ考えている。レース中、ダニエル・リカルドはピットストップ周辺ではレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーに余裕をもったギャップを築いていた。ガスリーのレース内容についてはレッドブルのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーが“フラストレーション”の溜まるものだったと不満を示している。ダニエル・リカルドも、ピエール・ガスリーのパフォーマンスはポイントに値するものではなかったと語る。「2つのペナルッティは厳しい感じているのは確かだ」とダニエル・リカルドはコメント。「1つはわかる。なぜそうする必要があったのかもね。もうひとつは・・・彼はコースを外れていた。全員が文句を言うと思う。ルールとは何だ?とね」「レースが見識あるものだったと感じているかどうかに関わらず、正直、1つはちょっと避けられないものだったと思う。「でも、僕をポイント圏外に落とした2つ目のペナルティはあまりに厳しいと思う。1つ目ですでに10位に降格していたわけだし、僕に1ポイントは与えてほしいね!」「ガスリーに対してまったく悪くは思っていないけど、彼は僕たちの戦いにまったく関与していなかった。彼はポイントを盗んだようなものだ。それが正当だとは思わない。でも、まあいいや・・・すぐに気持ちを切り替えたよ」