ダニエル・リカルドは、2019年からF1レギュレーションが長身で体重のあるドライバーにとって不利にならない方法に変更になったのは良いことだと歓迎する。これまでのF1レギュレーションでは、F1マシンの最低重量にはドライバーの体重も含まれていた。そのため、体重の軽いドライバーの方がマシン重量でもバラストの配置でも有利となり、身長が高いドライバーには危険なレベルでのダイエットを余儀なくされたものたちもいた。
しかし、2019年からは最低重量のルールが見直され、マシンとドライバーの重量が別々に測定されることになった。ドライバー側の最低重量は80kgに設定され、その重量に満たないドライバーはコックピット部分に差分のバラストが搭載される。このルール変更により、F1ドライバーは過度に体重を気にすことなく、食事を楽しめるようになる。特に今年からルノーに移籍してフランス料理を楽しみにしているダニエル・リカルドにとっては大きな安心だ。「僕たち全員がこれまでよりも食事を楽しめることになりそうだね」とダニエル・リカルドはコメント。「文句を言っているわけではないけど、とにかく多くのドライバーがレース週末に自分自身を飢えた状態にする傾向にあった」「トレーニングをしていても、ただ大量にトレーニングをするだけで、あまり筋力トレーニングはできなかった。そうすれば筋肉が付いて体重が増えてしまうからね」「もっと激しいトレーニングをして、たくさん食べられるようになるね。ビールなどでお腹をふくらませるわけではない。僕たちはもっと強くなるはずだ。良いことしかないと思う」
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