レッドブル・レーシングでの将来についての推測が強まっているダニエル・リカルドだが、F1でヨーロッパシーズンがスタートするまでF1契約交渉を始めることはないと語った。バーレーンGPの週末には、ダニエル・リカルドがすでにフェラーリの事前契約を結んでいるとの噂が浮上したが、レッドブルとリカルドの双方がそれを否定。バーレーンと中国との2連戦に集中したいと語っていた。
その後、ダニエル・リカルドは、将来についてのゴシップを鎮めるために、契約交渉を始めるのは今年の夏にF1がヨーロッパに戻ってきてからだと明言した。「何も変わっていないし、正直、僕たちがヨーロッパに行くまでは何もないと思う」とダニエル・リカルドはコメント。「もちろん、レッドブルにとっては早い方がいいとは思うけどね。様子を見ていくけど、少なくとも今週末や来週末に何かが変わることはないとは思っていない」今シーズン末でレッドブルとの契約が切れるダニエル・リカルドは、将来のワールドチャンピオンを目指してチームを離れるとの見方が強く、メルセデスとフェラーリのどちらかでバルテリ・ボッタスあるはキミ・ライコネンの後任を務めると噂されている。その場合、2019年のドライバーラインナップの中心的な役割を果たすことになるだろう。今シーズン以降の契約が確定しているのは、レッドブルのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンとフェラーリのセバスチャン・ベッテルの2人しかいない。ルイス・・ハミルトンはメルセデスと新たに3年契約を結ぶとの見方が強い。ダニエル・リカルドの去就はレッドブルの契約ドライバーの将来にも重要な役割を果たす。後任候補はルノーに1年間のローン移籍しているカルロス・サインツが最有力とされている。また、バーレーンで4位入賞を果たしたピエール・ガスリーも将来のレッドブル昇格が期待されている。