トロ・ロッソは、2011年のサードドライバーとしてダニエル・リカルドを起用することを発表した。ダニエル・リカルドは2011年の全グランプリで、レースドライバーのハイメ・アルグエルスアリ、セバスチャン・ブエミに代わって金曜フリー走行1に出走する。レッドブルの育成ドライバープログラムに所属するダニエル・リカルドは、2009年にイギリスF3チャンピオンを獲得。2010年はレッドブルのリザーブドライバーを務めながらフォーミュラ・ルノー3.5に参戦し、2位でシーズンを終えていた。
ダニエル・リカルドは、2011年も引き続きフォーミュラ・ルノー3.5に参戦する。「来年、トロ・ロッソでグランブリのフリープラクティス1を走ることに本当に興奮している。今回の素晴らしいチャンスを与えてくれたレッドブルに感謝したい」とダニエル・リカルドはコメント。「2011年のメインプライオリティは、フォーミュラ・ルノー3.5で勝つことだけど、究極の目標はフルタイムのF1ドライバーになることだ。今回の新しい役割は、その目的を達成するための最高のステップだ」トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは「我々のチームが作られた目的は、レッドブル・ジュニア・プログラムから若手ドライバーを連れてくることだったので、サードドライバーとしてダニエルを起用することは明白なことだ」と述べた。「すでにダニエルは何度かF1でテストをしているが、グランプリの金曜日に走ることは、レース週末の本物のプレッシャーに対する価値ある洞察するを彼に与えるだろう。また業務日誌にハングリーな若者が載ることによって、現在のドライバーペアも気を抜けなくなるはずだ!」