2026年F1第4戦マイアミGP決勝が5月3日(日)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われ、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が優勝を飾った。ポールポジションからスタートしたアントネッリは、波乱の展開となったレースでランド・ノリス(マクラーレン)の追撃を抑え、今季3勝目を挙げた。メルセデスは開幕から4連勝。
レースは序盤から接触とクラッシュが相次ぐ荒れた展開となり、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ノリス、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)らが一時首位を走る混戦となった。最終的にはアントネッリとノリスの一騎打ちとなり、アントネッリが3.264秒差で勝利をつかんだ。アントネッリが初ポールから3戦連続勝利の快挙アントネッリはスタート直後、フェルスタッペンとルクレールを交えた三つ巴の争いに巻き込まれた。ターン1ではメルセデスとレッドブルがともにロックアップし、フェルスタッペンはルクレールと接触。フェルスタッペンは360度スピンを喫し、順位を落とした。その後は首位が何度も入れ替わる展開となり、アントネッリはルクレールを抜き返し、ノリス、ピアストリ、フェルスタッペンもそれぞれトップを走る時間帯があった。だがレース終盤に入ると、勝負はアントネッリとノリスの直接対決に絞られた。ノリスは終盤までメルセデスの背後につけたが、アントネッリは最後まで崩れなかった。これでアントネッリは今季3勝目。自身初の3回のポールポジションをすべて勝利に結びつけた初のドライバーとなった。終盤2周で表彰台争いが激化2位にはノリス、3位にはピアストリが入った。ピアストリは混乱したラスト2周でルクレールから表彰台最後の座を奪い取った。ルクレールはその後スピンを喫しながらも走行を続けたが、ジョージ・ラッセル(メルセデス)にかわされて5位争いへ後退。さらにフェルスタッペンがフィニッシュライン上でルクレールを抜き、5位を手にした。フェルスタッペンはピット出口のラインを越えた件で、レース後に審議対象となる。ラッセルはフロントウイングにダメージを抱えながらも4位でフィニッシュ。ルクレールは6位、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は7位に入った。コラピントが8位 ウィリアムズ勢も入賞フランコ・コラピント(アルピーヌ)は8位に入り、貴重なポイントを獲得した。ウィリアムズも好結果を残し、カルロス・サインツが9位、アレックス・アルボンが10位でトップ10を締めくくった。11位はオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)、12位はガブリエル・ボルトレト(アウディ)、13位はエステバン・オコン(ハースF1チーム)。14位にはアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)が続いた。アストンマーティン・ホンダ勢は厳しいレースとなり、フェルナンド・アロンソが15位、ランス・ストロールが17位で完走。キャデラックF1のセルジオ・ペレスが16位、バルテリ・ボッタスが18位に入った。アイザック・ハジャー、ピエール・ガスリー、リアム・ローソン、ニコ・ヒュルケンベルグはリタイア。ハジャーとガスリーのクラッシュでは序盤にセーフティカーが導入され、ローソンもガスリーとの接触後にピットへ戻ってレースを終えた。優勝:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)「厳しいレースだったけど、最後までコントロールできていたし本当にうれしい。ノリスはずっと後ろにいてプレッシャーをかけてきたけど、ミスをしないことに集中していた。これで3連勝できたのは最高だ」2位:ランド・ノリス(マクラーレン)「あと一歩だった。ずっとプレッシャーをかけていたけど抜くチャンスがなかった。ペースは良かったしチームとしても強かったけど、今日はキミの方が上だった」3位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「最後の数周はかなり混乱していたけど、なんとか表彰台に上がれてよかった。レース全体としては厳しかったけど、最後に結果を持ち帰ることができたのは大きい」2026年F1マイアミGP 決勝結果1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)2.ランド・ノリス(マクラーレン)3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)7.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)8.フランコ・コラピント(アルピーヌ)9.カルロス・サインツ(ウィリアムズ)10.アレックス・アルボン(ウィリアムズ)11.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)12.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)13.エステバン・オコン(ハースF1チーム)14.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)15.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)16.セルジオ・ペレス(キャデラックF1)17.ランス・ストロール(アストンマーティン)18.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1)リタイア/未完走ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)リアム・ローソン(レーシングブルズ)ピエール・ガスリー(アルピーヌ)アイザック・ハジャー(レッドブル)スタート直後に大混乱 フェルスタッペンが360度スピン2026年F1マイアミGP決勝は、ポールポジションのキミ・アントネッリが好スタートを決められず、ターン1に向けてマックス・フェルスタッペン、シャルル・ルクレールと3ワイドになった。アントネッリはブレーキングでロックアップしてワイドに膨らみ、フェルスタッペンもルクレールと接触。フェルスタッペンは360度スピンを喫して大きく順位を落としたが、幸い他車との大きな接触は避けた。ルクレールが首位に立ち、アントネッリ、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリが続く展開となった。序盤はルクレール、アントネッリ、ノリスが首位争い序盤はルクレールがリードを築いたが、アントネッリはブーストを使ってターン17で首位を奪取。その後、ルクレールが再び前に出るなど、トップ争いは激しく入れ替わった。さらにノリスも前方2台の争いを見ながら接近し、13周目終わりに首位へ浮上。アントネッリとルクレールが争う間に、ノリスはクリーンエアでリードを広げる形となった。6周目にセーフティカー ハジャーとガスリーがリタイア6周目にはアイザック・ハジャーがバリアに接触してサスペンションを壊し、コース外へ。さらに別件でピエール・ガスリーもリアム・ローソンと接触し、マシンが裏返る大きなクラッシュとなった。両者は無事だったが、セーフティカーが導入さ...
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