2026年F1第4戦マイアミGPのスプリント予選でランド・ノリス(マクラーレン)が最速タイムを記録し、スプリントのポールポジションを獲得した。ノリスはSQ1、SQ2から安定した速さを見せ、最終セグメントのSQ3では1回のアタック勝負を制した。タイムは1分27秒869。ランキング首位のキミ・アントネッリ(メルセデス)を0.222秒上回り、マクラーレンに今季初のP1グリッドをもたらした。
ノリスが一発勝負を制すSQ3は実質的に1ラップで決まる展開となり、ノリスがその勝負どころで完璧なアタックをまとめた。2番手にはアントネッリが入り、3番手にはもう1台のマクラーレンを駆るオスカー・ピアストリが続いた。ピアストリは1分28秒108を記録し、アントネッリとの差はわずか0.017秒だった。シャルル・ルクレール(フェラーリ)は4番手。セッションを通じて速さを見せていたが、最終的にはフロントローには届かなかった。5番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が入った。メルセデスとフェラーリは明暗ジョージ・ラッセル(メルセデス)は6番手。チームメイトのアントネッリが2番手につけた一方で、ノリスからは約0.6秒差をつけられた。ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は7番手。フェラーリはルクレールが4番手、ハミルトンが7番手となり、上位争いには絡んだものの、ポール争いではマクラーレンに先行を許した。アルピーヌ勢はフランコ・コラピントが8番手、ピエール・ガスリーが10番手に入り、その間の9番手にはレッドブルのアイザック・ハジャーが入った。アウディとウィリアムズはSQ2敗退アウディ勢はガブリエル・ボルトレトが11番手、ニコ・ヒュルケンベルグが12番手でSQ2敗退となった。ハースF1チームのオリバー・ベアマンは13番手。ウィリアムズはアレックス・アルボンが14番手、カルロス・サインツが15番手で、ともにSQ3進出を逃した。サインツは無線で不満を示す場面もあった。レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドは16番手。チームメイトのリアム・ローソンはSQ1で敗退し、17番手に終わった。キャデラックとアストンマーティンは後方に沈むエステバン・オコン(ハースF1チーム)は18番手。キャデラックF1にとって初のホーム週末となったマイアミで、セルジオ・ペレスは19番手、バルテリ・ボッタスは20番手に終わった。アストンマーティン勢はさらに厳しい結果となり、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手。2台そろって最後尾に沈んだ。ノリスのポール獲得により、マクラーレンはマイアミGPのスプリントで絶好のスタート位置を手にした。アントネッリとピアストリが僅差で続く構図となり、短距離レースではスタートと序盤のポジション争いが大きな焦点になる。スプリント予選結果1.ランド・ノリス(マクラーレン)2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)6.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)7.フランコ・コラピント(アルピーヌ)8.ジョージ・ラッセル(メルセデス)9.アイザック・ハジャー(レッドブル)10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)11.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)12.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)13.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)14.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)15.カルロス・サインツ(ウィリアムズ)16.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)17.リアム・ローソン(レーシングブルズ)18.エステバン・オコン(ハースF1チーム)19.セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)20.バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)21.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)22.ランス・ストロール(アストンマーティン)SQ1 高温コンディションで波乱 ベテラン勢が脱落気温30度超、路面温度50度を超える過酷なコンディションの中で始まったSQ1は、タイヤのウォームアップとトラフィック処理が鍵となった。序盤は各車が慎重に周回を重ねる展開となったが、残り時間が少なくなるにつれて一斉にアタックへ。だが、このタイミングで混雑が発生し、クリアラップを確保できるかどうかで明暗が分かれた。その結果、リアム・ローソン、エステバン・オコン、セルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタスが敗退。さらにフェルナンド・アロンソもタイムをまとめきれず脱落するなど、経験豊富なドライバーたちが相次いで姿を消す波乱の立ち上がりとなった。一方で上位勢は大きなミスなく通過し、マクラーレンとフェラーリが安定した速さを見せて主導権を握る形となった。SQ2 タイム更新合戦 アウディとウィリアムズが脱落SQ2では路面コンディションの向上とともにラップタイムが一気に短縮され、トップ10入りを巡る争いが激化した。ジョージ・ラッセルが序盤にトップタイムを記録し、フェルスタッペンが続く流れとなるが、その直後にフェラーリ勢が一気にタイムを更新。シャルル・ルクレールが大きくタイムを伸ばし、ルイス・ハミルトンも続いて上位に浮上した。さらに終盤にはオスカー・ピアストリがルクレールに迫るタイムを刻み、トップ争いは完全な僅差の様相に。マクラーレンがここでも高い一発の速さを示した。一方で中団ではアタックタイミングとトラフィックが勝負を分け、ガブリエル・ボルトレトとニコ・ヒュルケンベルグのアウディ勢はトップ10に届かず敗退。ウィリアムズのアレックス・アルボンとカルロス・サインツもここで姿を消した。また、ベアマンやリンドブラッドは十分なアタックをまとめきれず、わずかな差でSQ3進出を逃す結果となった。SQ3 一発勝負を制したノリス マクラーレンが最速SQ3は各車1回のアタックに近い“一発勝負”の展開となり、ドライバーの精度とタイヤのピークを引き出す能力が問われるセッションとなった。序盤はジョージ・ラッセルがトップタイムを記録するが、その直後にシャルル・ルクレールが約0.5秒上回るラップで首位に浮上。フェラーリが一時的に主導権を握る。しかしその流れを断ち切ったのがマクラーレンだった。オスカー・ピアストリがルクレールにわずか0.036秒差まで迫るタイムを記録し、トップ争いは三つ巴の展開に持ち込まれる。そして最後に登場したランド・ノリスが、セクターすべてをまとめた完璧なラップで1分27秒869を記録。アンドレア・キミ・アントネッリに0.222秒差をつけてトップに立ち、スプリントポールを獲得した。マクラーレンが一発の速さで...
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