2010 FORMULA 1 BELGIAN GRAND PRIX
1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)「ハンガリーでのDNFのあと、チャンピオンシップの最後のプッシュにむけてこれより良いスタートはないね。今回の勝利は立ち直るには完璧だ。スパは常にカレンダーで最もチャレンジングなレースのひとつだし、ここで勝ったと言えるのは最高だね。スタートでは自分のペースで走ることができたし、ギャップを維持することができた。後ろのクルマがペースを上げるたびに応じることができた。そのあとコンディションが変化したとき、ターン8でワイドになった瞬間があった。ギリギリのところだったよ! 幸いなことに、そこから抜け出して戻ることができたし、再び集中を取り戻して、コントロールした。レースの最後にラインを横切ったときは本当にほっとした。感動的な気分だったよ!でも、ジェンソンを本当に気の毒に思う。彼は素晴らしい仕事をしていた。ターン1を切り抜けてミラーをみたら彼が順位をあげているのが見えて『いいぞいいぞ』と思ったよ。そのあと彼が2番手に上がってきて『素晴らしい。また1-2のチャンスだ』と思ったんだ。そのあと、残酷にも彼は自分のミスではなくリタイアした。彼にとってもチームにとっても本当に不運だった。今日、彼はコンストラクターズチャンピオンシップで僕たちが得られる最大ポイントのためにあらゆる手を尽くしていた。でも、彼はさらに強くなって戻ってくると思う。当たり前のことに聞こえるかもしれないけど、僕はレースが好きなんだと言いたい。私の血に流れる才能だし、夏休みの間はとても寂しくかった。なので、最もトリッキーなコンディションでここスパでやっと勝てたことは最高だ。でも、チームなしでは成し遂げることはできなかった。彼らの素晴らしい努力がなければ、今日ここにいなかっただろう。ほぼ初優勝のように感じている。最高だよ!」2位 マーク・ウェバー(レッドブル)「スタートで混乱して多くのポジションを失ってしまったのは理想的ではなかったけど、レース中にあまりポジションが変わらないモナコやバルセロナではなかったのは幸が良かったね。最初の数周で何人かをオーバーテイクすることができたし、いくつかポジションを取り戻すことができた。その後のレースがとても長くなることは分かっていたのし、2位を獲得できたのは良い結果だったよ。グランプリ終盤は非常にチャレンジングだったし、クルマをトラック上に留めておくことが難しかった。こんな変わりやすいコンディションの中で、予選トップ3が表彰台フィニッシュするなんて信じられないよ! 僕にとってはいい1日だった。チームにとってはポイントをたくさん獲得できなかったから残念だったけれど、僕たちはまだコンストラクターズチャンピオンシップをリードしているし、モンツァではうまくやりたいね」3位 ロバート・クビサ (ルノー)「今週末、僕たちは全てのセッションで競争力があったし、マクラーレンとレッドブルとレースをしていたので、チームのとって素晴らしい結果だ。僕たちがスパでこのレベルにいるとは誰も予想してなかったので、僕たちは自分達の仕事に満足できると思う。スタートではコンディションがとても難しかったし、セーフティカー前後は路面が湿っていた。バトンとベッテルが衝突したとき、僕は4位を走行していたし、レースのその地点ではジェンソンより速く走れていた。トラックがクリアになったときは限界までプッシュすることができたし、クルマの感触はとても良かった。ウェバーはプライムタイヤに変更するために僕の前でストップしたけど、メカニックは僕を彼の前に送り出すために素晴らしい仕事をしてくれた。オー・ルージュのあとの丘ではとても接近していたけど、ポジションを守ることができたし、少し引き離すことさえできた。再び雨が降ってきたとき、サーキットはとてもスリッパリーだったけど、ピットストップしたラップではルイスを捕えていた。ピットレーンに入ったとき、とてもスリッパリーなので気楽にいくように自分自身に言い聞かせていたけど、ステアリングホイールには変更しなければならないコントロールがあるんだ。それをするのに気が散ってしまって、ミスをしてしまった。見上げたときにはブレーキングポイントを過ぎてきて、フロントホイールをロックさせてしまい、メカニックの何人かに衝突してしまった。幸いにも誰にも怪我はなかった。1つ順位を失ってしまったけど、とてもミスをしやすいレースだったので、スタートからポジションを維持できたことに満足していいと思うし、僕たちのペースはとても競争力があった」4位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)「ポジティブな結果だと思うし、レースの状況やベッテルとバトンの事故を考えれば、少しラッキーだっとさえ言える。今週末、レッドブルとマクラーレンは僕たちより強かったけど、チームとして僕たちはよく働いていたし、レース前とレース中に正しい選択ができた。僕たちのセットアップはドライの方が効率的だった。ウェットでは特にミドルセクターで少し苦労したけど、最初の2つではそれなりに競争力があった。これから僕たちはホームレースであるモンツァに向かう。僕たちはスピードとブレーキングでのスタビリティが非常に重要なトラックでうまくやれると期待している。たとえチャンピオンシップの状況が危うくなったとしても、僕たちは最後まで戦い続ける」5位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)「8番手スタートだったけど、また5位でフィシュできてとても嬉しい。僕たちが達成できる最高の結果だったと思う。とてもトリッキーなコンディションだったし、天候がどうなるかまったくわからなかった。雨が降ったとき、一部では軽かったけど、他では激しかったし、安全にドライブすることに本当に集中しなければならなかった。もちろん、接戦だったので、プッシュし続ければならなかった。特にフィールドが詰まったセーフティカー後はね。素晴らしいレースとオーバーテイクができた。アップグレードはうまく働いていたし、僕たちはまだ改善できると思う。開発のスタートに...