2023年F1第19戦アメリカGPの決勝が10月22日(日)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が6番グリッドから優勝。角田裕毅(アルファタウリ)が日本人3人目となるファステストラップを記録した現地時間14時。気温29度、路面温度40度のドライコンディションで56周の決勝レースはスタート。オープニングラップでオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とエステバン・オコン(アルピーヌ)が接触。それぞれ続行を試みたが、マシンのダメージが大きく、最終的にリタイアした。
優勝はマックス・フェルスタッペン。6番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたフェルスタッペンは、ハード-ハードと繋ぐ2ストップ戦略を採用。28周目にトップに立つとリードを守り切り、今季15勝目を挙げて昨年自身が記録したF1シーズン最多勝利記録に並んだ。通算50勝目、アメリカグランプリでは3年連続3勝目。2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)。フェルスタッペンとは異なるミディアム-ハード-ミディアムの2ストップ戦略を採用し、最終スティントではより速いミディアムで2.225秒差まで追い詰めた。3位はランド・ノリス(マクラーレン)。2番グリッドからスタートしたノリスは、1コーナーでトップに立つと、レースをリード。ミディアム-ハード-ハードと繋いだが、最後はミディアムのハミルトンに先行を許すことになった。4位はカルロス・サインツ(フェラーリ)、5位はセルジオ・ペレス(レッドブル)。6位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)はミディアム-ハードと繋ぐ1ストップ戦略を採用したが、最後はグリップに苦しんだ。7位はジョージ・ラッセル(メルセデス)、8位はセットアップを変更してピットレーンからスタートしたランス・ストロール(アストンマーティン)。10位は角田裕毅(アルファタウリ)。ソフトタイヤに交換したファイナルラップで1分38秒139をマークして自身初のファステストラップを記録して2ポイントを獲得。中嶋悟、小林可夢偉に次いで、日本人3人目となるF1ファストテスト達成となった。順位変動:ハミルトンとルクレールが車両規定違反で失格復帰戦となったダニエルリカルドは、最初の2つのスティントを長くとるミディアム-ハード-ソフトの2ストップを選択したが、17位に終わった。完走は17台。カタールGPのスペックに戻してピットレーンからスタートしたフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はフロアにダメージを負ってリタイアを喫した。2023年 F1アメリカGP 決勝順位NoドライバーチームGAPINTPIT11マックス・フェルスタッペンレッドブル  2244ルイス・ハミルトンメルセデス2.2252.225244ランド・ノリスマクラーレン10.7308.5052555カルロス・サインツフェラーリ15.1344.4042611セルジオ・ペレスレッドブル18.4603.3262716シャルル・ルクレールフェラーリ24.6626.2021863ジョージ・ラッセルメルセデス24.9990.3372910ピエール・ガスリーアルピーヌ47.99627.9972918ランス・ストロールアストンマーティン48,6960.70021022角田裕毅アルファタウリ74.38525.68921123アレクサンダー・アルボンウィリアムズ86.71412.3292122ローガン・サージェントウィリアムズ87.9981.28421327ニコ・ヒュルケンベルグハース89.9041.90621477バルテリ・ボッタスアルファロメオ98.6018.69721524周冠宇アルファロメオ1L8.67121620ケビン・マグヌッセンハース1L4.4962173ダニエル・リカルドアルファタウリ1L0.7802DNF14フェルナンド・アロンソアストンマーティン7L6L3DNF81オスカー・ピアストリマクラーレン46L39L1DNF31エステバン・オコンアルピーヌ50L4L1
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