2022年F1ブラジルGPの予選が11月11日(金)にインテルラゴス・サーキットで行われ、ケビン・マグヌッセン(ハースF1チーム)が自身初ポールポジションを獲得した。フリー走行1回目に雨が降り、気温19度、路面温度は27度まで低下したなかでスタートしたF1ブラジルGPの予選。明日のスプリントのポールスタートを決めるこのセッションは、Q1の途中からドライラインが見え始め、各車がソフトタイヤに交換。しかし、Q3に向けて再び雨が降り出した。
迎えたQ3では、1台を除いてソフトタイヤでアタックを開始するが、残り8分でジョージ・ラッセル(メルセデス)がクラッシュして赤旗中断。その間に雨はさらに強くなり、タイム更新は不可能なコンディションとなった。ポールポジションを獲得したのはその時点で1分11秒674でタイムシートのトップにいたケビン・マグヌッセン(ハースF1チーム)。F1で181戦目にして初ポールポジション、106人目のポールシッターとなった。初ポールは今シーズン4人目。ハースF1チームにとっても参戦以来初めてのポールポジションとなった。ケビン・マグヌッセンは「まだ本当に信じられない」と語った。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、3番手には波乱の結果のきっかけとなるクラッシュを喫したジョージ・ラッセルが続いた。4番手は体調不良から復活して決勝日に誕生日を迎えるランド・ノリス(マクラーレン)、5番手は決勝で5グリッド降格が決定しているカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)、6番手にエステバン・オコン、7番手にフェルナンド・アロンソとアルピーヌの2台、8番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、9番手はセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)10番手のシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)は、Q3で唯一インターミディエイトを装着してコースイン。だが、タイムを出さないままソフトへと交換してアタックを開始した矢先に赤旗となり、ノータイムで予選を終えた。スクーデリア・アルファタウリは、ピエール・ガスリーがQ2で敗退して12番手、角田裕毅はQ1で敗退して19番手でセッションを終えた。F1ブラジルGP フリー走行2回目は11月12日(土)24時30分(現地時間12時30分)から行われる。2022年 F1ブラジルGP 予選 結果・タイム 順位NoドライバーチームQ1Q2Q3120ケビン・マグヌッセンハース1分13秒9541分11秒4101分11秒674233マックス・フェルスタッペンレッドブル1分13秒6251分10秒8811分11秒877363ジョージ・ラッセルメルセデス1分14秒4271分11秒3181分12秒05944ランド・ノリスマクラーレン1分13秒1061分11秒3661分12秒263555カルロス・サインツJr.フェラーリ1分14秒6801分10秒8901分12秒357631エステバン・オコンアルピーヌ1分14秒6631分11秒5871分12秒42573フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分13秒5421分11秒3941分12秒504844ルイス・ハミルトンメルセデス1分13秒4031分11秒5391分12秒611911セルジオ・ペレスレッドブル1分13秒6131分11秒4561分15秒6011016シャルル・ルクレールフェラーリ1分14秒4861分10秒950No Time1123アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分14秒3241分11秒631 1240ピエール・ガスリーアルファタウリ1分14秒3711分11秒675 135セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分13秒5971分11秒678 143ダニエル・リカルドマクラーレン1分14秒9311分12秒140 1518ランス・ストロールアストンマーティン1分14秒3981分12秒210 166ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分15秒095  1724周冠宇アルファロメオ1分15秒197  1877バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分15秒486  1922角田裕毅アルファタウリ1分16秒264  2047ミック・シューマッハハース1分16秒361   ABSOLUTE SCENES!!!!!!!! pic.twitter.com/rM3bRHONJh— Haas F1 Team (@HaasF1Team) November 11, 2022
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