2022年F1第19戦アメリカGPのフリー走行3回目が現地時間10月22日(土)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が1分35台に突入するタイムをマークしてタイムシートのトップに立った。金曜日はFP1が通常セッション、FP2がピレリのタイヤテストという変則的なスケジュールだったことで各チームのセットアップ作業は60分に限られていた。そのため、予選と決勝にむけた作業という点で土曜日の60分間のFP3セッションは重要な意味を持つことになった。
土曜日も風の強いコンディションとなり、多くのドライバーがトラックリミットにおいて際どい走りをみせた。フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。1分35秒825をマークし、全セクターで区間ベストを記録して唯一1分35秒台に突入する抜きんでた速さをみせた。2番手は0.320秒差でシャルル・ルクレール(フェラーリ)。だが、ルクレールはICEとターボチャージャーの交換で10グリッド降格が決まっており、実質的なポールポジション争いの相手は0.446秒差で3番手につけたカルロス・サインツJr.(フェラーリ)となる。4番手のセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)も5グリッド降格が確定しており、0.576秒差で5番手だったルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール争いに加われるかが注目のポイントになりそうだ。6番手のフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)も5グリッド降格が確定しており、7番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)も上位グリッド入りが期待される。8番手にはセバスチャン・ベッテル、9番手にランス・ストロールとアストンマーティンが前戦日本GPから好調さをキープ。10番手にはピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)。チームメイトの角田裕毅は16番手といまいち伸び悩んだセッションとなった。F1アメリカGP 予選は7時(現地時間17時)から行われる。2022年 F1アメリカGP フリー走行3回目 結果・タイム 順位Noドライバーチームタイムギャップ周回 133マックス・フェルスタッペンレッドブル1分35秒825 22 216シャルル・ルクレールフェラーリ1分36秒1450.32018 355カルロス・サインツJr.フェラーリ1分36秒2710.44624 411セルジオ・ペレスレッドブル1分36秒3970.57220 544ルイス・ハミルトンメルセデス1分36秒4010.57616 63フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分36秒9281.10314 763ジョージ・ラッセルメルセデス1分37秒0641.23921 85セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分37秒1511.32619 918ランス・ストロールアストンマーティン1分37秒2151.39020 1040ピエール・ガスリーアルファタウリ1分37秒3101.46518 1177バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分37秒4491.48523 124ランド・ノリスマクラーレン1分37秒4681.62419 1331エステバン・オコンアルピーヌ1分37秒5191.64318 1420ケビン・マグヌッセンハース1分37秒5921.69421 153ダニエル・リカルドマクラーレン1分37秒6221.79716 1622角田裕毅アルファタウリ1分37秒8882.06319 1723アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分37秒9042.07918 186ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分38秒0282.20318 1947ミック・シューマッハハース1分38秒1322.30712 2024周冠宇アルファロメオ1分38秒7353.9103
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