2022年のF1世界選手権 第18戦 日本グランプリのフリー走行3回目が10月8日(土)に鈴鹿サーキットで行われ、路面が改善されるなか、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がトップタイムをマークした。ウェットコンディションで行われた初日から一転。土曜日の鈴鹿サーキットは晴れた空と穏やかな気温に変わり、サイシュウプラクティスの路面はドライバーがFP3に切望していたドライとなったが、コース上には突風が吹き荒れていた。
ドライバーとチームはできるだけ多くのデータを収集しようと努力しており、ピレリのソフト、ミディアム、ハードの組み合わせを使用して、さまざまなショートランとロングランが60分間のセッションで実行された。最終的には全チームがソフトタイヤでアタックを行い、マックス・フェルスタッペンが終了間際に1分30秒671でトップに立った。0.294秒差でカルロス・サインツJr.、そこから0.015秒後方にシャルル・ルクレールとスクーデリア・フェラーリの2台が続いた。フェルナンド・アロンソ(アルピーヌF1チーム)は、印象的な予選シミュレーションで4番手につけ、もう1台のレッドブル・レーシングでシンガポールグランプリのウィナーであるセルジオ・ペレスにコンマ数秒差をつけた。ジョージ・ラッセルは、チームメイトのルイス・ハミルトンに0.5秒差をつけて6番手でメルセデスF1をリードしたが、終盤のターン11のヘアピンで、動きの遅いピエール・ガスリーに「衝突しそうになった」と恐怖を感じた。マクラーレンのランド・ノリスは、エステバン オコン(アルピーヌ)を抑えて8番手でフィニッシュ。わずか4ポイント差のコンストラクターズ ランキング4位争いは、緩和の兆しを見せていない。アストン マーティンのランス・ストロールがトップ 10を完了した。金曜日にウェットで行ったように、ダニエル・リカルド(マクラーレン)は11番手に向かう途中で最後のシケインでコースアウト。アレックス・アルボン(ィリアムズ)とバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)の各チームのトップマシンが続いた。セバスチャン・ベッテルは2台目のアストンマーティンで14番手、ハースF1チームのケビン・マグヌッセンはFP2の5番手からドライでは15番手に落ち、チームメイトのミック・シューマッハはFP1でのクラッシュによるシャシー交換で失われたタイムを取り戻した。初ホームグランプリ週末の、角田裕毅はスクーデリア・アルファタウリで静かな走りを続け、周冠宇(アルファ ロメオ)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)に先行。チームメイトのピエール・ガスリーはトップから2.2秒差でタイムシートの最下位に沈んだ。2022年 F1日本グランプリ フリー走行3回目 結果・タイム 順位Noドライバーチームタイムギャップ周回 133マックス・フェルスタッペンレッドブル1分30秒671 22 255カルロス・サインツJr.フェラーリ1分30秒9650.29427 316シャルル・ルクレールフェラーリ1分30秒9800.30927 43フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分31秒3200.64920 511セルジオ・ペレスレッドブル1分31秒5140.84325 663ジョージ・ラッセルメルセデス1分31秒5300.85928 744ルイス・ハミルトンメルセデス1分31秒5890.91825 84ランド・ノリスマクラーレン1分31秒7471.07627 931エステバン・オコンアルピーヌ1分31秒7501.07922 1018ランス・ストロールアストンマーティン1分31秒8381.16725 113ダニエル・リカルドマクラーレン1分31秒8601.18928 1223アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分31秒9461.27526 1377バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分31秒9711.30024 145セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分32秒2221.55125 1520ケビン・マグヌッセンハース1分32秒2901.61923 1647ミック・シューマッハハース1分32秒3661.69524 1722角田裕毅アルファタウリ1分32秒3771.70625 1824周冠宇アルファロメオ1分32秒3851.71424 196ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分32秒8682.19726 2040ピエール・ガスリーアルファタウリ1分32秒8812.21024
全文を読む