2022年F1第11戦オーストリアグランプリのフリー走行1回目が7月8日(金)にレッドブルリンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がトップタイムを記録した。F1オーストリアGPは、2022年シーズンで2回目の“スプリント(スプリント予選から改名)”フォーマットで実施される週末となる。そのため、車に変更を加えられるのは基本的にこの60分間のFP1セッションだけとなる。
その状況で開始20分でランド・ノリス(マクラーレン)がターン6でマシントラブルによってストップ。数分間の赤旗中断となる。1台でしかデータ取りができなくなったマクラーレンだけでなく、他チームもプログラムを圧縮しなければならない状況となった。だが、数名のドライバーがソフトでの走行を開始した直後の残り20分のところで再び数分間の赤旗中断。ターン9に縁石脇のゴムが剥がれてコース上に出てしまったことが原因だった。残り15分でセッションは再開。多くのドライバーがソフトタイヤに履き替えてコースに出た。トップタイムはマックス・フェルスタッペンで1分06秒302。レースに向けた準備でFP1の仕上がりが重要となるスプリント週末にイニシャルセットアップで速さを見せるアドバンテージをみせた。2番手には0.255秒差でシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)、3番手には0.400秒差でジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。セルジオ・ペレスがメルセデス勢に割って入る形で4番手。5番手のルイス・ハミルトンは、チームメイトのジョージ・ラッセルから0.2秒、トップから0.607秒遅れた。ケビン・マグヌッセン(ハースF1チーム)が、カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)とフェルナンド・アロンソ(アルピーヌF1チーム)に先んじて6番手タイムをマーク。角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)はトップから0.994秒差の10番手、チームメイトのピエール・ガスリーは16番手でセッションを終えた。アルピーヌF1チームの2台、マクラーレンの2台は、このセッションでミディアムタイヤしか使用しなかった。スプリントフォーマットで実施されるF1オーストリアGPは、このあと24時(現地時間17時)から予選が行われる。2022年 F1オーストリアグランプリ フリー走行1回目 結果・タイム 順位NoドライバーチームタイムGAPLAPS133マックス・フェルスタッペンレッドブル1分06秒302 34216シャルル・ルクレールフェラーリ1分06秒5570.25532363ジョージ・ラッセルメルセデス1分06秒7020.40032411セルジオ・ペレスレッドブル1分06秒8390.53627544ルイス・ハミルトンメルセデス1分06秒9090.60731620ケビン・マグヌッセンハース1分06秒9650.66332755カルロス・サインツフェラーリ1分07秒0390.7372983フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分07秒1000.79832947ミック・シューマッハハース1分07秒2460.944321022角田裕毅アルファタウリ1分07秒2960.994331118ランス・ストロールアストンマーティン1分07秒4311.129261231エステバン・オコンアルピーヌ1分07秒4621.16027135セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分07秒4761.174291477バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分07秒5221.220271523アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分07秒5821.280321610ピエール・ガスリーアルファタウリ1分07秒5921.29033173ダニエル・リカルドマクラーレン1分07秒7431.441251824周冠宇アルファロメオ1分07秒8891.58728196ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分08秒1491.84728204ランド・ノリスマクラーレン1分09秒9153.61414
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