2021年 F1世界選手権 第7戦 F1フランスGPのフリー走行2回目が6月18日(金)にポール・リカール・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムを記録した。予選・決勝のスタートと同じ時間帯となる現地時間15時から行われた60分間のFP2セッション。気温27度、路面温度45度のドライコンディションでスタートする。
FP2は、予選と決勝を見据えたマシンのセットアップとタイヤ戦略を決定するためのデータ収集がメインとなる。各チームとドライバーが、ショート&ロングランで各セクターでいかにデータを揃えられるかがポイントとなる。大部分のドライバーがミディアムタイヤで走行をスタート。序盤、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がソーセージコーナーにフロントウイングを当てて破損。バーチャルセーフティカーが導入された。20分を過ぎたあたりから、各ドライバーがソフトタイヤを装着してのシングルラップを開始。一通りタイムを出した後は、各チームが決勝でのタイヤ戦略を考慮したロングランを実施した。2021年 F1フランスGP フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。21周を走行して1分32秒872をマークした。チームメイトのセルジオ・ペレスは、アタックラップをハースF1のマシンに妨害される形となり断念。13番手でセッションを終えることになった。2番手には0.008秒の僅差でメルセデスF1のバルテリ・ボッタス、3番手には0.253秒差でルイス・ハミルトンとメルセデスF1勢が続いた。メルセデス勢はミディアムのロングランで好タイムを記録しており、予選と決勝ともに見応えのあるトップ争いになりそうだ。4番手には地元アルピーヌF1のフェルナンド・アロンソ。チームメイトのエステバン・オコンも6番手と好パフォーマンスを見せ、ミッドフィールド争いで優位に立っているように見える。アルピーヌF1の2台に挟まれるかたちで5番手にシャルル・ルクレール。チームメイトのカルロス・サインツは8番手。アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーも7番手とその争いに絡んでいる。チームメイトの角田裕毅は13番手。ガスリーから0.241秒差で6つもポジションが異なることから、ミッドフィールドの接戦ぶりが分かる。2021年 F1フランスGP フリー走行3回目は明日19日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。2021年 第7戦 F1フランスGP フリー走行2回目 結果・タイム23順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回133マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1分32秒872 21277バルテリ・ボッタスメルセデス1分32秒8800.00827344ルイス・ハミルトンメルセデス1分33秒1250.25323414フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分33秒3400.46825516シャルル・ルクレールフェラーリ1分33秒5500.67823631エステバン・オコンアルピーヌ1分33秒6850.81323710ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1分33秒6960.82425855カルロス・サインツフェラーリ1分33秒6980.8262497キミ・ライコネンアルファロメオ1分33秒7860.91426104ランド・ノリスマクラーレン1分33秒8220.950241199アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分33秒8310.959231211セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ1分33秒9211.049241326角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1分33秒9551.08325143ダニエル・リカルドマクラーレン1分34秒0791.20724155セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分34秒4471.575251618ランス・ストロールアストンマーティン1分34秒6321.76024176ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分35秒2662.394241863ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分35秒3312.459251947ミック・シューマッハハース1分35秒5122.64024209ニキータ・マゼピンハース1分35秒5512.67923
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