2020年のF1世界選手権 第2戦 シュタイアーマルクGPの予選が7月11日(土)にオーストリアのレッドブル・リンクで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデスF1)がポールポジションを獲得した。開幕戦オーストリアGPとの連戦となる第2戦はレッドブル・リンクの所在地の州の名前を取って『F1シュタイアーマルクGP』という名称が与えられた。シーズン中に同じサーキットでの連戦はF1史上初となる。
天気予報の通り、土曜日のレッドブル・リンクは雨。フリー走行3回目はコンディション不良によってキャンセルとなったが、その後、雨は一時止み、予選前に再び降り始めたが、46分のディレイの後、セッションはスタートした。全マシンがウェットタイムで走行を実施。ポールポジションを獲得したのはメルセデスF1のルイス・ハミルトン。前日のフリー走行では“絶不調”と語っていたことがまるで嘘のような走りを見せ、2番手に1.216秒差をつける異次元の走りで今季初ポールポジションを獲得。通算89回目。2番手はレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。Q3の最後のアタックでスピンを喫する痛恨のミス。ただし、ミスがなかったとしてもルイス・ハミルトンを上回るのは難しかったかもしれない。3番手はマクラーレンF1のカルロス・サインツ。F1での予選ベストリザルトだ。4番手はバルテリ・ボッタス(メルセデスF1)、5番手はエステバン・オコン(ルノー)、6番手はランド・ノリス(マクラーレン)、7番手はアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、8番手はピエール・ガスリー(アルファタウリ)、9番手はダニエル・リカルド(ルノー)、10番手はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。6番手のランド・ノリスはフリー走行1回目での黄旗無視によって3グリッド降格が決定している。12番手のジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)は自身初のQ2進出となった。ドライでは競争力のあったレーシング・ポイント勢は、ランス・ストロールが13番手、セルジオ・ペレスはQ1で敗退して17番手という結果に終わった。F1シュタイアーマルクGP 決勝レースは、7月12日(日)の22時10分(15時10分)からフォーメーションラップが行われる。2020年 第2戦 F1シュタイアーマルクGP 予選 結果 順位NoドライバーチームQ1Q2Q3144ルイス・ハミルトンメルセデス1分18秒1881分17秒8251分19秒273233マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1分18秒2971分17秒9381分20秒489355カルロス・サインツマクラーレン1分18秒5901分18秒8361分20秒671477バルテリ・ボッタスメルセデス1分18秒7911分18秒6571分20秒701531エステバン・オコンルノー1分19秒6871分18秒7641分20秒92264ランド・ノリスマクラーレン1分18秒5041分18秒4481分20秒925723アレクサンダー・アルボンレッドブル・ホンダ1分20秒8821分19秒0141分21秒011810ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1分20秒2431分18秒7441分21秒02893ダニエル・リカルドルノー1分19秒6621分19秒2291分21秒192105セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分20秒3821分19秒5451分21秒651 1116シャルル・ルクレールフェラーリ1分20秒7811分19秒628  1263ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分20秒1921分19秒636  1318ランス・ストロールレーシングポイント1分19秒6971分19秒645  1426ダニール・クビアトアルファタウリ・ホンダ1分19秒8241分19秒717  1520ケビン・マグヌッセンハース1分21秒1401分20秒211  167キミ・ライコネンアルファロメオ1分21秒372   1711セルジオ・ペレスレーシングポイント1分21秒607   1888ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分21秒759   1999アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分21秒831   208ロマン・グロージャンハースNo Time  
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