F1 Esports Virtual Grand Prixの第6戦 F1バーチャル・モナコGPが5月24日(日)に開催され、ウィリアムズのジョージ・ラッセルが圧勝で終えた。F1は、新型コロナウイルスの世界的な流行によって2020年のF1世界選手権の開幕が遅れていることへの穴埋めとして、公式eスポーツイベント『F1 Esports Virtual Grand Prix』を開催している。
F1バーチャルGPは、コードマスターズが開発した公式ゲーム『F1 2019』が使用される。第6戦は残念ながら中止となったF1モナコGPの代替としてモンテカルロ市街地コースが舞台となる。現役F1ドライバーは、これまで定期的に参加してきたランド・ノリス(マクラーレン)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)に加え、バルテリ・ボッタス(メルセデス)とエステバン・オコン(ルノー)が初参加。これまでで最多の8名の現役F1ドライバーが参加した。2番グリッドからスタートしたジョージ・ラッセルは、スタートでポールポジションのピエトロ・フィッティパルディ(ハース)を抜くとレースを独走。前戦F1バーチャル・スペインGPで初優勝を飾っているラッセルは、必須のピットストップ前に32秒の大きなバッファを築き、トラックリミット違反でタイムペナルティを受けた大多数のライバルとは異なり、2位のエステバン・グティエレス(メルセデス)に40秒差を受けて2勝目を挙げた。3位にはシャルル・ルクレールが続いた。4位にはアレクサンダー・アルボン、5位にはアーサー・ルクレール(フェラーリ)、6位にはピエトロ・フィッティパルディが続いた。今回が初参加となったバルテリ・ボッタス(メルセデス)は1周目の接触でスピンを喫して後退して11位でフィニッシュ。エステバン・オコン(ルノー)は技術的なトラブルによってレースに参加できなかった。 この投稿をInstagramで見る F1-Gate.com(@f1gate)がシェアした投稿 - 2020年 5月月24日午後1時04分PDT F1バーチャル・モナコGP 結果1.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)2.エステバン・オコン(メルセデス)3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)4.アレクサンダー・アルボン(レッドブル)5.アーサー・ルクレール(フェラーリ)6.ピエトロ・フィッティパルディ(ハース)7.ランド・ノリス(マクラーレン)8.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)9.ルイ・デレトラズ(ハース)10.デビッド・シューマッハ(レーシングポイント)11.バルテリ・ボッタス(メルセデス)12.ルカ・サルバドーリ(アルファタウリ)13.ティボー・クルトワ(アルファロメオ)14.ニコラス・プロスト(ルノー)15.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)16.ピエール=エメリク・オーバメヤン(マクラーレン)17.カイ・レニー(レッドブル)18.ルイス・フォンシ(レーシングポイント)DNF.ヴィタントニオ・リウッツィ(アルファタウリ)DNF.エステバン・オコン(ルノー)