2019年のF1世界選手権 第17戦 日本GPのフリー走行2回目が10月11日(金)に鈴鹿サーキットで行われ、FP1に引き続き、バルテリ・ボッタスがトップタイム、ルイス・ハミルトンが2番手とメルセデスが1-2でプラクティスセッションを終えた。土曜日のフリー走行3回目の中止が決定したことで、90分のFP2セッションは予選向けての一発の速さと決勝のロングランのデータ収集の両方を実施しなければならなくなった。また、仮に日曜日の午前中に予選が行えなかった場合、FP2の結果でグリッドが決定する。
それもあってか、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは真っ先にコースインしてタイムを出していく。対照的にシャルル・ルクレール(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は開始20分になってようやくコースイン。しかし、フェルスタッペンはすぐに2番手タイムを記録するなど、しっかりと準備を整えてのプログラム開始が伺われた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはシートに問題があるらしく、交換している。セッション序盤、メルセデスのバルテリ・ボッタスがシケインの立ち上がりでスピン。クラッシュはしなかったが、メルセデスのガレージの顔は険しい。その一方でチームメイトのルイス・ハミルトンは開始30分で1分27秒台のタイムを記録している。メルセデスは、セクター1はルイス・ハミルトン、セクター2はバルテリ・ボッタス、セクター3はルイス・ハミルトンとすべて区間ベストを記録して速さをみせる。その後、各チームがロングランにプログラムを以降。ここでもメルセデスは1分36秒台の安定した速さを見せる。少ない時間を生かすためにコース上に多くのマシンが走行を続けるセッションとなった。クラッシュなどによる中断もなく、各チームが様々なことを試した。フリー走行2回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスの1分27秒785。2番手にも0.100秒差でルイス・ハミルトンが続いた。3番手タイムはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。午前中は1秒以上あったトップのボッタスとの差を0.281秒まで縮め、きっちりと修正してきた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンもトップから0.681秒差の6番手とまずまずの仕上がりをみせた。レッドブル・ホンダの2台の間には4番手にシャルル・ルクレール、5番手にセバスチャン・ベッテルとフェラーリ勢。ルクレールはトップから0.356秒差につけた。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが9番手、ダニール・クビアトが12番手。ミッドフィールドは1秒以内に11台が引きめく混戦状態となっている。土曜日のセッションはすべて中止となり、次のセッションは10月13日(日)の午前10時からスタートする予選となる。2019年 第17戦 F1日本GP フリー走行2回目 結果順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回177バルテリ・ボッタスメルセデス1分27秒785 33244ルイス・ハミルトンメルセデス1分27秒8850.10034333マックス・フェルスタッペンレッドブル1分28秒0660.28124416シャルル・ルクレールフェラーリ1分28秒1410.3562855セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分28秒3760.59137623アレクサンダー・アルボンレッドブル1分28秒4020.61734755カルロス・サインツマクラーレン1分29秒0511.26629811セルジオ・ペレスレーシングポイント1分29秒2991.51428910ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分29秒3541.56934104ランド・ノリスマクラーレン1分29秒3581.57335117キミ・ライコネンアルファロメオ1分29秒4771.692291226ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分29秒5121.72735138ロマン・グロージャンハース1分29秒5531.768281418ランス・ストロールレーシングポイント1分29秒5971.812271599アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分29秒6511.866331620ケビン・マグヌッセンハース1分29秒7491.96431173ダニエル・リカルドルノー1分29秒8592.074301827ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分30秒4132.548291963ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分30秒9163.131352088ロバート・クビサウィリアムズ1分31秒0713.28636
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