2019年最初のインシーズンテストが、F1バーレーンGPの舞台となったバーレーン・インターナショナル・サーキットでスタート。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が初日のトップタイムを記録した。F1バーレーンGPの興奮が冷めやらぬなか、バーレーンでは2日間のインシーズンテストがスタート。今回のテストは開幕2戦を振り返るチャンスとともに、若手ドライバーにF1マシンを経験させる機会でもある。また、マクラーレンとトロロッソはピレリの2020年型コンパウンドのテストのために2台のマシンを走らせた。
強風がサーキットに砂をまき散らし、開始直後から予報されていた雨がぱらつくコンディション。1時間半が経過した時点で強い雨が降り、およそ4時間以上にわたって走行が行われない時間が続いた。チームは2時間のセッション延長について議論したが、最終的に定刻通りに現地時間18時にセッションは終了した。初日のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。61周を走行して終了間際に1分29秒379をマークした。2番手タイムは、フェラーリのテストを担当したミック・シューマッハ。7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子がフェラーリに乗るということで大きな注目が集まったが、そのプレッシャーを物ともせずにパフォーマンスを披露。終盤にしばらくタイムシートのトップに立っていたが、最後にマックス・フェルスタッペンに更新されて夢の公式テストデビューとならなかったが、56周を走行してトップから0.597秒差の1分29秒976をマークした。ミック・シューマッハは2日目にはアルファロメオ・ザウバーのテストを担当する。3番手タイムは、マクラーレンのランド・ノリスが記録。午後から走行を担当したランド・ノリスは22周を走行して1分30秒800をマーク。午前中はカルロス・サインツが走行を担当し、9番手タイムを記録している。ピレリのタイヤテストも実施しているマクラーレンは、フェルナンド・アロンソがMCL34で初走行。64周を走行して11番手タイムとなる1分32秒207で初日のセッションを終えた。4番手タイムはハースのロマン・グロージャンが記録。午前中に42周を走行して1分30秒982をマーク。ハースはコンディションを考慮して急遽ドライバースケジュールを変更。午後はピエトロ・フィッティパルディがVF-19のステアリングを握り、20周を走行。12番手タイムとなる1分32秒708をマークした5番手タイムはトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが記録。71周を走行して1分31秒089を記録。ピレリのタイヤテストはダニール・クビアトが担当。45周を走行して14番手タイムとなる1分33秒653をマークした。6番手タイムはメルセデスのルイス・ハミルトンが記録。この日最多となる77周を走り込み、1分31秒156をマークした。7番手タイムはルノーF1チームのダニエル・リカルド。45周を走行して1分31秒584をマークした。8番手タイムはレーシングポイントのランス・ストロールが記録。33周を走行して1分31秒964をマーク。ストロールは終了間際に最終セクターでストップし、赤旗の原因となった。10番手タイムはアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィが記録。53周を走行して1分32秒067をマークした。ウィリアムズは、午前中にジョージ・ラッセル、午後からロバート・クビサが走行を担当。ロバート・クビサが13番手タイム、ジョージ・ラッセルが15番手タイムを記録。ラッセルは明日、メルセデスのテストを担当する。2019年 F1バーレーンテスト 1日目 結果順位Noドライバーチームタイム周回133マックス・フェルスタッペンレッドブル1分29秒37962226ミック・シューマッハフェラーリ1分29秒9765634ランド・ノリスマクラーレン1分30秒8002248ロマン・グロージャンハース1分30秒98242523アレクサンダー・アルボントロロッソ・ホンダ1分31秒08971644ルイス・ハミルトンメルセデス1分31秒15677718ランス・ストロールレーシングポイント1分31秒5844583ダニエル・リカルドルノー1分31秒96433955 カルロス・サインツマクラーレン1分32秒059321099アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分32秒067531114フェルナンド・アロンソマクラーレン1分32秒207641251ピエトロ・フィッティパルディハース1分32秒708201363ロバート・クビサウィリアムズ1分33秒290181426ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分33秒653451563ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分33秒68227
全文を読む