2019年のF1世界選手権にむけた1回目のプレシーズンテストが2月18日(月)にバルセロナのカタロニア・サーキットでスタート。フェラーリのセバスチャン・ベッテルが午前中のトップタイムを記録した。2019年のF1シーズンがいよいよスタート。新車の準備が間に合わなかったウィリアムズを除く9チームが、新しい空力レギュレーションで開発した2019年F1マシンで本格テストを開始した。
午前中のトップタイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。新車SF90で72周を走行し、1分18秒161をマーク。走り出しからいきなり速さを示した。2番手タイムは、フォース・インディア改めレーシングポイントのセルジオ・ペレス。RP19に名称が決定したマシンで20周を走行し、トップから1.519秒差となる1分19秒944をマークした。3番手タイムは、メルセデスのバルテリ・ボッタス。W10で69周を走行し、1分20秒127をマークした。ザウバー改めアルファロメオ・レーシングは、今季から新加入のキミ・ライコネンがテストを担当。開始早々にターン5でスピンを喫してグラベルでストップ。2019年最初の赤旗となったが、その後はC38で順調に周回を重ね、46周を走行し、1分20秒160をマークした。レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンがテストを担当。ホンダのF1エンジンを初めて搭載するレッドブル・レーシングの新車RB15で52周を走行し、トップから1.749秒差となる1分20秒174をマークした。マクラーレンは、今季から新加入のカルロス・サインツがテストを担当。MCL34で56周を走行し、1分20秒430をマークした。ルノーはニコ・ヒュルケンベルグがテストを担当。R.S.19で65周を走行し、1分20秒980をマークした。ハースF1チームはロマン・グロージャンがテストを担当。序盤にVF-19で最終シケインでストップしてこの日2度目の赤旗。オイル漏れのトラブルで18周の走行に留まり、1分21秒500をマークした。トロロッソ・ホンダは、1年ぶりの復帰となるダニール・クビアトがテストを担当。ホンダのF1エンジンで2年目となるSTR14で35周を走行し、1分21秒732をマークした。セッションは1時間の休憩をはさんで現地時間14時(日本時間22時)から再開。現地時間18時(日本時間26時)まで行われる。2019年 F1 バルセロナテスト 1日目(午前)Posドライバーチームマシンタイム周回1セバチャン・ベッテルフェラーリSF901分18秒161722セルジオ・ペレスレーシングポイントRP191分19秒944203バルテリ・ボッタスメルセデスW101分20秒127694キミ・ライコネンアルファロメオC381分20秒160465マックス・フェルスタッペンレッドブルRB151分20秒174526カルロス・サインツマクラーレンMCL341分20秒430567ニコ・ヒュルケンベルグルノーR.S.191分20秒980658ロマン・グロージャンハースVF-191分21秒500189ダニール・クビアトトロロッソSTR141分21秒73235
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