2018年のF1世界選手権 最終戦 アブダビGPのフリー走行1回目が11月23日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムを記録。ダニエル・リカルドが2番手に続き、レッドブルが1-2体制で週末のスタートを切った。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが11番手タイム、ブレンドン・ハートレーが14番手タイムで1回目のセッションを終えた。
21戦で争われた2018年のF1シーズンもいよいよ最終戦を迎える。舞台となるヤス・マリーナ・サーキットはヘルマン・ティルケの最新作として2009年に登場。マリーナを周回する一部市街地を利用した高速レイアウトはモナコさながらの魅力を持っている。ピレリは、ヤス・マリーナ・サーキットにスーパーソフト(レッド)、ウルトラソフト(パープル)、ハイパーソフト(ピンク)という最も柔らかいコンパウンドを選択。レースではスーパーソフトとウルトラソフトのいずれか1セットを使用されなければならない。決勝は現地時間17時から開催されるトワイライトレースとなるが、フリー走行1回目は現地時間13時に開始。気温28.4度、路面温度42.9℃という温暖なドライコンディションで90分のセッションはスタートした。フリー走行1回目ではウィリアムズの2019年ドライバーといて発表されたロバート・クビサがセルゲイ・シロトキンに代わって走行を担当。また、ザウバーはシャルル・ルクレールに代えて来季のドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィを起用している。今大会が最後のレースとなるフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は特別なカラーリングを施したマシンを走らせており、ルイス・ハミルトンはノーズにチャンピオンの証である“カーナンバー1”を1戦限りで掲載するなど、最終戦に相応しい雰囲気を醸し出している。セッションが折り返した段階でタイムシートのトップに立ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。1分39秒287をマーク。コースレコードの1分36秒231までにはまだ約3秒の開きがある。その後、路面コンディションと各チームが手の内を見せないまま状態でタイムはそれほど更新されず。トップタイムはマックス・フェルスタッペン、2番手には0.454秒差でダニエル・リカルドが続き、レッドブルが1-2体制で週末をスタート。3番手には0.0961秒差でバルテリ・ボッタス、4番手にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢。5番手にエステバン・オコン(フォースインディア、6番手にはケビン・マグヌッセン(ハース)が続き、7番手と8番手にふぇフェラーリ勢が続くという結果となった。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが17周を走行して1分40秒671で11番手タイム。ブレンドン・ハートレーが22周を走行して14番手だった。ピエール・ガスリーは、残り5分でマシンから白煙を上げてピットイン。そこでセッションを終えている。F1アブダビGPのフリー走行2回目はこの後22時(現地時間17時)から行われる。2018年 最終戦 F1アブダビGP フリー走行1回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回133マックス・フェルスタッペンレッドブル1分38秒491 2723ダニエル・リカルドレッドブル1分38秒9450.45419377バルテリ・ボッタスメルセデス1分39秒4520.96129444ルイス・ハミルトンメルセデス1分39秒5431.05225531エステバン・オコンフォース・インディア1分40秒1021.61125620ケビン・マグヌッセンハース1分40秒2351.7442177キミ・ライコネンフェラーリ1分40秒4171.9262485セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分40秒4531.96221955カルロス・サインツルノー1分40秒5882.09721108ロマン・グロージャンハース1分40秒6632.172231110ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分40秒6712.180171227ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分41秒0232.532241311セルジオ・ペレスフォース・インディア1分41秒0752.584231428ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分41秒1372.646261518ランス・ストロールウィリアムズ1分41秒4933.002221636アントニオ・ジョビナッツィザウバー1分41秒6623.17123179マーカス・エリクソンザウバー1分41秒9283.43722182ストフェル・バンドーンマクラーレン1分42秒1143.623211914フェルナンド・アロンソマクラーレン1分42秒3133.822162040ロバート・クビサウィリアムズ1分42秒2924.50125
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