2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPのフリー走行2回目が11日(金)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが14番手タイムでセッションを終えた。午前中のフリー走行1回目でメルセデスがソフトタイヤで1-2。フェラーリがスーパーソフトで0.950秒差という展開。午後3時から開始となったフリー走行2回目はは気温が上がり、気温23.9℃、路面温度41.5℃というコンディションでセッションは開始。風はやや弱まっている。
プレシーズンテストでの最速タイムは、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が記録した1分17秒182。今回のグランプリでは使用されないハイパーソフトで記録したタイムだったが、2ヵ月が経過し、どこまでマシンが進化しているかが興味深い週末となっている。開始5分でロマン・グロージャン(ハース)がターン7で単独スピン。グラベルにはまってバーチャルセーフティカーが導入される。だが、マシンに損傷はなく、その後、走行を再開した。残り40分を過ぎたあたりでキミ・ライコネン(フェラーリ)のマシンにトラブルが発生。パワーユニット系のトラブルとみられ、エンジンを切った状態でゆっくりとガレージに戻った。また、残り15分でセルジオ・ペレス(フォース・インディア)が走行中に左フロントホイールが緩むトラブルが発生。コース上にマシンと停止し、バーチャルセーフティカーが導入された。フリー走行2回目のトップタイムはメルセデスのルイス・ハミルトンがスーパーソフトで記録した1分18秒259。だが、ロングランではスーパーソフトを持たせるのに苦労しており、硬めのタイヤの方がフィットしているようだ。2番手には0.133秒差でマックス・フェルスタッペン、3番手にはマックス・フェルスタッペンとレッドブル勢が続き、ロングランではメルセデスを上回る安定したペースをみせた。以下、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、キミ・ライコネン(フェラーリ)と3強が上位6位で混戦状態となった。トップ3チームに続いたのは、ハース勢。ロマン・グロージャンがマシンに苦戦しつつも7番手、ケビン・マグヌッセンが8番手タイムを記録した。新型ノーズを含めた新しい空力パッケージが話題のマクラーレンはストフェル・バンドーンが9番手、フェルナンド・アロンソが12番手タイムを記録。トップ10のドライバーは1分19秒台のタイムを記録している。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが14番手、ブレンドン・ハートレーが18番手でセッションを終えた。F1スペインGP フリー走行3回目は、明日12日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。2018年 第5戦 F1スペインGP フリー走行2回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回144ルイス・ハミルトンメルセデス1分18秒259 3923ダニエル・リカルドレッドブル1分18秒3920.13341333マックス・フェルスタッペンレッドブル1分18秒5330.2743945セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分18秒5850.32623577バルテリ・ボッタスメルセデス1分18秒6110.3523967キミ・ライコネンフェラーリ1分18秒8290.5701678ロマン・グロージャンハース1分19秒5791.32024820ケビン・マグヌッセンハース1分19秒6431.3843992ストフェル・バンドーンマクラーレン1分19秒7221.463321011セルジオ・ペレスフォース・インディア1分19秒9621.703281131エステバン・オコンフォース・インディア1分20秒0241.765381214フェルナンド・アロンソマクラーレン1分20秒0351.7766351327ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分20秒1831.924431410ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分20秒3732.11432159マーカス・エリクソンザウバー1分20秒5012.242371616シャルル・ルクレールザウバー1分20秒5142.255291755カルロス・サインツルノー1分19秒6722.413311828ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分21秒2653.006341918ランス・ストロールウィリアムズ1分21秒5563.297352035セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分22秒0603.80136
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