F1第16戦 日本GPの決勝レースが12日(日)、富士スピードウェイで行われた。今年はドライでの開催となった日本GP。多くの波乱のあったレースを制したのは、ルノーのフェルナンド・アロンソ。前戦シンガポールGPに続き、2戦連続で表彰台の頂点に立った。2位にはBMWのロバート・クビサ、3位にはフェラーリのキミ・ライコネンが入った。
4位はネルソン・ピケJr.(ルノー)、5位はヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、6位はセバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)、7位はセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)、8位はフェリペ・マッサ(フェラーリ)という結果だった。中嶋一貴は15位に終わった。レースは、序盤に大きな波乱が起こった。1コーナーでルイス・ハミルトンが強引にキミ・ライコネンのインをつき、ライコネンがコースアウト。その混乱をすり抜け、ロバート・クビサがトップ、フェルナンド・アロンソが2番手となる。後方では、中嶋一貴がデビッド・クルサードと接触。クルサードは大きくマシンを破損させリタイア。中島一貴はフロントウイングを失いピットインとなる。そしてコース上では、シケインでフェリペ・マッサがルイス・ハミルトンに接触。ハミルトンは、この接触でピットストップを余儀なくされる。その後、1コーナーでのハミルトンの行為、そして、シケインでのマッサの行為の両方にドライブスルーペナルティが下され、チャンピオンシップを争う2人が大きく順位を落とす。好調だったトヨタのティモ・グロックは、12周目にトラブルで残念なリタイアとなった。レースは、1回目のピットストップでアロンソがクビサを交わし、そのあとは驚異的なペースで2位以下を引き離し、見事な優勝を遂げた。日本GP 決勝順位No.ドライバーチーム15フェルナンド・アロンソルノー24ロバート・クビサBMW31キミ・ライコネンフェラーリ46ネルソン・ピケJr.ルノー511ヤルノ・トゥルーリトヨタ614セバスチャン・ブルデートロ・ロッソ715セバスチャン・ベッテルトロ・ロッソ82フェリペ・マッサフェラーリ910マーク・ウェバーレッドブル103ニック・ハイドフェルドBMW117ニコ・ロズベルグウィリアムズ1222ルイス・ハミルトンマクラーレン1317ルーベンス・バリチェロホンダ1416ジェンソン・バトンホンダ158中嶋一貴ウィリアムズ-21ジャンカルロ・フィジケラフォース・インディア-23ヘイキ・コバライネンマクラーレン-20エイドリアン・スーティルフォース・インディア-12ティモ・グロックトヨタ-9デビッド・クルサードレッドブルファステスト:1分18秒426 / フェリペ・マッサ(フェラーリ)
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