F1合同テストの最終日が14日(土)、スペインのバルセロナで行われた。最終日のトップタイムを記録したのはルノーのネルソン・ピケJr.。期待はずれなシーズンを過ごしているピケJr.は3日間のうち2日間テストを担当。今日は112周を走行し、シーズン後半へ挑む。ルノーは、イギリスGPでリアサスペンションのアップデートを予定している。2番手にはマクラーレンのペドロ・デ・ラ・ロサが続いた。デラロサは、セッション終盤にフロントウィングのトラブルにより、この日5度目となる赤旗中断の原因となった。
3番手タイムは、フェラーリのルカ・バドエルが記録。初日、2日目とトップタイムを記録していたパドエルはこの日、3度ストップしており、最後はガス欠でピットレーンで停止した。しかし、バドエルはこの3日間で得たものに達成感を語った。「全体的にポジティブなテストだった。僕たちはコンスタントに大きな問題もなく作業できた。いくつかの新しいコンポーネントから興味深い結果が見られた。次のレースで役に立つかもしれないね。また、エンジンの信頼性に関する作業もすべて予定通りだったよ」とルカ・バドエルはテストを振り返った。6番手に終わったBMWのニック・ハイドフェルドは、彼がここ最近抱えているタイヤのウォームアップに関する問題に手応えを感じているようだった。バルセロナF1合同テスト最終目順位ドライバーチームベストタイム周回1ネルソン・ピケJr.ルノー1分20秒0761122ペドロ・デ・ラ・ロサマクラーレン1分20秒402823ルカ・バドエルフェラーリ1分20秒680634マーク・ウェバーレッドブル1分21秒037925ティモ・グロックトヨタ1分21秒158866ニック・ハイドフェルドBMW1分21秒295887ルーベンス・バリチェロホンダ1分21秒672838ニコ・ヒュルケンベルグウィリアムズ1分21秒674609セバスチャン・ベッテルトロ・ロッソ1分21秒88072