ルノーF1チームのオーナーであるジェラルド・ロペスは、F1のコストは予想以上だと語る。ルクセンベルグの投資会社ジェニイ・キャピタルを率いるジェラルド・ロペスは、昨年ルノーからF1チームの株式の大部分を買収した。ルノーは、新しいチーム体制のもと予想以上のパフォーマンスをみせているが、最近ルノーF1チームがバーニー・エクレストンに対して商業収益の前払いを求めていたことが明らかになっている。
「商業的な面でいえば、物事はうまくいっている」とジェラルド・ロペスは Autosprint にコメント。「計画に沿っている。だが、予想以上にコストがかかっている。F1は考えていたよりもずっとコストがかかる」「クルマに望んでいたようなスピードがないことはわかっていたことであり、競争力をつけるためにリソースを注ぎ込まなければならなかった」「予想よりも開発が多く、追加でコストがかかった」「それでも、2011年に関しては多くの熱意をもって前を見据えている」