ルノーF1のダニエル・リカルドがF1アイフェルGPで3位でフィニッシュして表彰台を獲得したことで、賭けをしていたF1チーム代表のシリル・アビテブールにタトゥーが入れられることが確定した。ダニエル・リカルドは、F1アイフェルGPで3位表彰台を獲得。2015年にワークスルノーになってから初、エンストンのチームとしてもロータス・ルノーGP時代の2011年の第2戦F1マレーシアGPでニック・ハイドフェルドが3位を獲得して以来10年ぶりの表彰台となった。
今年のF1スペインGPの週末で、ダニエル・リカルドは、ルノーF1にコンストラクターチームとして2011年以来の表彰台をもたらすことができたら、シリル・アビテブール代表にタトゥーを入れる賭けをしていることを明らかにしていた。「ちょっと曖昧だけど、タトゥーを入れる位置やサイズは彼が選ぶことになっているだ。でも、デザインは僕が決めることになっている。今度、確認しておくよ。でも、タトゥーを入れる約束をしている。シリルはまだ1つも入れていないので彼にとっては大変なことだ。どんなデザインにするかはその時の流れで決めるけど、面白いものがいいね。見るたびに『ああああ、黒歴史だ』と頭を振り乱したくなるようなものがいいね!」とダニエル・リカルドは語っていた。そして、F1アイフェルGPでの表彰台獲得により、ダニエル・リカルドはその賭けに勝ったことになる。「実行されるだろう」とダニエル・リカルドは微笑んだ。「これからどのようなデザインを手に入れるか考える必要があるけど、おそらく僕に関係したもので、ドイツ・フレーバーなものになると思う。この場所で達成したわけだし、ドイツの伝統的な何かに敬意を表した感じがいいと思うね」と語った。ダニエル・リカルドにとってもレッドブル時代の2018年のF1モナコGPで優勝して以来の表彰台となった。チームメイトのエステバンオコンがパワーユニットの問題でリタイアしたレースで、リカルドはグリッドのP6から登り、ルイスハミルトンとマックスフェルスタッペンに次ぐ3位になりました。オーストラリア人は、遅れてレーシングポイントのセルジオペレスを1.4秒遅らせました。セーフティカー期間。そしてその後、2018年モナコグランプリで優勝して以来表彰台に立っていなかったリカルドは、彼の高揚感を隠すことができませんでした。「正直、もう一回初表彰台を獲得したような気分だ。それが今の気持ちだし、本当に幸せなショックのような感じだ」とダニエル・リカルドは語る。ダニエル・リカルドは興奮でレースのことは正しく覚えていないとしつつも、スタートでアレクサンダー・アルボンを抜いてシャルル・ルクレールに迫ったことが決定的だったと語る。「ルクレールは数周粘ってしっかり守っていたけど、彼を抜いたことが重要だった。そのあと、バルテリ(ボッタス)に問題が発生し、それが僕たちにトラックポジションを与えてくれた」実際、セルジオ・ペレスに抜かれるリスクもあったダニエル・リカルドだが、セーフティカーに助けられ、最後は新品タイヤでマックス・フェルスタッペンを追いかけるスリリングな展開を迎えた。「最後のセーフティカーのリスタートではマックス(2位)に非常に近かった」とダニエル・リカルドは語る。「でも、2人のバトルにとってペレスが非常に接近してきたし、彼はターン4で僕を抜きにきた。かなりストレスを感じたけど、2年半ぶりの表彰台だ。本当に素晴らしい気分なのはわかるよね?」2019年にルノーF1に加入したダニエル・リカルドは、来年マクラーレンに移籍することが決まっている。「ルノーとの契約のサインしたとき、2年目までに表彰台を獲得することが目標だった。もちろん、来年は別の話だし、僕は別のところに行くけど、これは僕たちがこの2年間共有したストーリーにかなりクールなかぶせることになると思う。そして、良いニュースは、それがまだ終わっていないということだ」