ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、最終戦アブダビGPはトロロッソ・ホンダとの“負けられない戦い”になると気合いを入れる。昨年のコンストラクターズ選手権を4位で終えたルノーは、今年トップ3チームとのギャップを縮めることを目標にシーズンに入った。しかし、F1ブラジルGPでカルロス・サインツが3位表彰台を獲得したことでルノーとの差を48ポイントとしたマクラーレンが4位の座を確定させた。
また、ピエール・ガスリーが2位表彰台を獲得したことでトロロッソ・ホンダに8ポイント差まで迫れれている。シリル・アビテブールは、トロロッソ・ホンダとのた戦いに負けるわけにはいかないとしつつも、その緊張感を楽しんでいると語る。シリル・アビテブール「今、我々はトロ・ロッソとのバトルの真っ最中にいる。どちらにとってもこの戦いには負ける訳にはいかない」とコメント。「最終戦までこんな緊張が味わえるなんてF1にかかわる者として幸せなことだ」ドライバーを務めるダニエル・リカルドもトロロッソの追撃は来週末のF1アブダビGPにむけてチームをやる気にさせていると語る。「さあ、勝負だ!」とダニエル・リカルドはコメント。「彼らよりも僕たちであることを望んでいるけど、僕はそれを楽しんでいる。最終戦にむけて僕たちにプレッシャーをかけ続けている」とダニエル・リカルドは語った。「僕たちを休ませてくれないし、アブダビで戦うための何かを与えてくれている。アブダビは僕が本当に楽しんでいるトラックだ。いつもうまくやってきた。戦う準備はできている」「昨年、アブダビではカルロスが(ルノーのために)素晴らしいレースを行ったので、僕がそれを引き継いで、ポジティブな気持ちで向かうつもりだ」