ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、今週末のホームレースとなるF1フランスGPは“競争力の向上を示す”機会だと意気込んでいる。前戦F1カナダGPでは、ダニエル・リカルドが6位、ニコ・ヒュルケンベルグが7位でフィニッシュ。ルノーは今シーズン初のダブル入賞となり、コンストオラクターズ選手権でマクラーレンと4ポイント差の5位に浮上した。
ルノーF1チームは、F1フランスGPで大幅なアップグレードの投入を予告しており、シリル・アビテブールは、ホームの観客に力強いパフォーマンスを示すことができると確信していると語る。「我々は、カナダでの力強いチームリザルトとともにフランスGPに臨む」とシリル・アビテブールはコメント。「我々はコントロールされたプロジェッショナルな方法で期待外れなシーズンのスタートから挽回する能力を示した。カナダでの結果と我々がそれを達成した方法は、夏休みまでの5つのグランプリの厳しい期間を通してプッシュするための自信とモチベーションを与えてくれるはずだ」シリル・アビテブールは、F1フランスGPでその勢いを保ちながら、さらなるパフォーマンスを発揮することができることを期待していると語る。「フランスは明らかに重要なマイルストーンだ。ルカステレで開催される我々のホームグランプリというだけでなく、我々の競争力のさらなる向上を実証する機会でもある」「パワーセンシティブなサーキットであるカナダはエンジン性能の向上を強調したが、フランスはシャーシにいくつかの開発アイテムを導入する予定だ」「一つのことは明らかだ。我々はモントリオールのことを長々と話すことはできない。その結果の繰り返すことをめざし、上位とのギャップを減らすために努力し続けていく」