アラン・プロストが、ルノーF1チームの代表となるとの見方が高まっている。ルノーは、クラッシュゲートを共謀したフラビオ・ブリアトーレを解任。21日の世界モータスポーツ評議会では、フラビオ・ブリアトーレをレースから永久追放するとの決定がなかれた。今週末にはF1シンガポールGPが開催されるが、チーム代表の座は空席となっており、そこにアラン・プロストが就くとの報道が強まっている。
フランス人であり元F1ワールドチャンピオンであるアラン・プロストは、過去にF1チームを率いた経験もあり、フランス企業であるルノーにとってはうってつけの存在といえる。アラン・プロストは「ルノーがF1に残留するか、またどのような戦略を持っているかまだわからない」とフランスの“Sud-Ouest”紙にコメント。「プロジェクトによる。現段階では、それについて話すのは難しい。状況は非常に複雑だ。見守るしかない」