ルノーF1チームのスペシャルアドバイザーを務めるアラン・プロストは、今年のルノーはメルセデス、フェラーリ、レッドブルのトップ3チームには“到達不可能”だと認める。ルノーF1チームは、トップ3チームとのギャップを縮めること2019年の目標の目標に掲げ、シャシーとエンジンを一新。しかし、開幕3戦ではミッドフィールドでのバトルに終始している。
「現実的にならなければならない。トップ3チームは到達不可能だ。近づくだけで精一杯だ」とアラン・プロストは Canal Plus にコメント。ルノーの2019年型F1パワーユニットはパフォーマンス面では大きなステップを果たしたが、現在は信頼性が最大の問題となっている。「我々は成長を続けるだけでなく、信頼性にも取り組まなければならない」とアラン・プロストはコメント。「まだ難しいレースが1~2戦残っているとおっもううが、その後は良くなっていくだろう」また、メルセデスとフェラーリの2強については“軍事機構”だとアラン・プロストは語る。「彼らは我々よりも多くのリソースとはるかに多くの人員を要しているので、我々はもっと独創的でなければならない。だが、ルールがあまり独創性を許していないのも事実だ」とアラン・プロストは語る。「我々はクルマを改善させたが、彼らも改善させているし、おそらく我々よりもさらに向上させているかもしれない。我々はもう一段ギアを上げなければならない」「多くのことが予定されており、我々がギャップを縮められるかどうか見てみよう。プログラムに大きな問題はない。パフォーマンスに関してはわずかに劣るが、今年序盤は特に信頼性に問題があった」「その一方でエンジンパフォーマンスに関してはまったく悪くないと言えるだろう」