ルノーは、ハンガリーGPでフェルナンド・アロンソのマシンからタイヤが外れることを導いたとして、ヨーロッパGPを出場停止にしたFIAの処分を上訴することを発表した。スチュワードは、ハンガリーGPの決勝レースで、ルノーがホイールが完全に閉められていないことを知りつつアロンソをピットからスタートさせ、その後もドライバーにそのことを伝えなかったと判断。安全上に問題があったとして、ルノーに次戦ヨーロッパGPでの出走停止を言い渡した。
ルノーは、上訴に必要な事務書類と保証金6,000ユーロを提出。公聴会は、ヨーロッパGP前の夏休み期間中に実施されると思われる。フランスのモータースポーツ連盟に提出される事務書類にはルノーのチーム・マネージャーであるスティーブ・ニールセンによる署名がなされ、午後7時前にスチュワード議長のアラン・ドネリーに承認された。