ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2018年F1マシン『R.S.18』のパフォーマンスがマクラーレンを上回っているのは“非常に明白”だと考えている。ホンダとの不遇の3シーズンに終止符を打ったマクラーレンは、今年からルノーのF1パワーユニットを搭載。ルノーのF1パワーユニットを搭載するチームは3チームとなったが、マクラーレンは、ワークスルノーではなくレッドブルをベンチマークに挙げている。
ルノーは昨シーズンを通して著しい進歩を遂げており、ここまでの開幕3戦のすべてで2台揃ってQ3に進出。ニコ・ヒュルケンベルグが2度の6位と7位フィニッシュを果たしている。一方、マクラーレンは未だQ3に進出できれいないが、コンストラクターズ選手権ではルノーを3ポイント上回って4位につけている。シリル・アビテブールは、マシンのパフォーマンスに基づけば、ルノーはマクラーレンの前にいるに相応しいと考えている。「今シーズンの開幕時点で我々の方が彼らよりも優れたクルマを持っているのは非常に明らかだ。だが、我々がマクラーレンを決して見くびってはいるわけではないことはみなさんもわかっていると思う」とシリル・アビテブールは RACER にコメント。「彼らが大規模な発展を遂げることはわかっている。シーズン後半に多くのパーツが投入されることはわかっているし、我々はアドバンテージを維持して、チャンピオンシップのポジションを奪い返せるようにとにかく全力で仕事をしていく必要がある。現在、彼らが4位で我々が5位だ。だが、少なくとも我々は4位に値すると思っている」今週末のアゼルバイジャンGPのチームのプレビューのなかで、シリル・アビテブールは、ルノーのミッドフィールドにおけるポジションを教長するために更なるアップグレードを投入することを明らかにしている。「バクーは我々のシーズンのおける開発の次のフェーズに入る。特にウイングとバージボードを始めとするいくつか新しいシャシーアップグレードをデビューさせる。エンジン側ではバルセロナで投入される。我々はそれらの開発の組み合わせによってパフォーマンスを維持できると確信している。すべてのエレメントを機能させることに焦点を当て続ける必要がある」
全文を読む