ルノーは、2020年までにドライバーアカデミーのメンバーにF1でレースをさせたいと考えていると語る。現在、ルノーはF1で勝利に返り咲くためにワークスチームの構築を続けている。しかし、次の段階では自社の育成ドライバーがF1シートを獲得することを願っており、それを達成するためにカスタマーチームとの契約を活用したいと考えている。
ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「当面、計画は立てていないが、F1にアクセスする方法を見た場合、ドライバーの実力を確認するために別のチームを使うことができる。それは非常に有益なことだ」とコメント。「エンジン供給を行っているという点で我々にはその能力がある」「レッドブルとマクラーレンとの今後数年の我々の計画は非常に明確だ。だが、我々のエンジン供給活動の長期的な戦略について考案を始めており、そこは明らかに考慮している」「メルセデスや過去のいくつかのチームを見ればわかる。どこかの時点でそれは我々にも起こるだろう。2つを切り離すことはできない」「今は我々には遺産がある。レッドブルとのパートナーシップではエンジンを供給するだけだったが、エンジ供給活動のための次の戦略サイクルでは、それを加える必要がある」「それが2020年までにF1にアカデミーのひとりを送り込むことが目標だ」ルノーのドライバーアカデミーには、ジャック・エイトケン(22歳)、マックス・フートレル(18歳)、クリスチャン・ルンガー(16歳)、スン・ユエ・ヤン(17歳)、サシャ・フェネストラ(18歳)、アーサー・ルージアー(18歳)、ビクター・マーティンズ(16歳)の7名が所属している。
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