ルノーは、カルロス・サインツをレッドブルから1年間のローン移籍で獲得し、2018年のドライバーとして起用することを発表した。カルロス・サインツは、2018年もトロ・ロッソに残留することが決まっていたが、トロ・ロッソのホンダへのパワーユニット変更におけるルノーとの交渉の一環としてルノーに移籍することが決定した。
早ければ、今シーズン中の移籍も噂されていたが、ルノーは今年はラインナップを継続。2018年にニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトとしてカルロス・サインツを迎え入れる。カルロス・サインツ「ルノー・スポーツ・フォーミュラ1チームに加入することをとても嬉しく思う。自動車メーカーチームのF1ドライバーになることは名誉であり、コース上での最高のパフォーマンスでルノーの信頼に応えたい。ルノー・スポールF1チームの軌跡はエキサイティングなものであり、彼らの歴史における重要な時期に加入できることを誇りに思っている。エンストンとヴィリーの皆さんと仕事をすること、ニコ・ヒュルケンベルグと一緒に走ることを楽しみにしている。F1と以前のモータースポーツでルノーとは密接に仕事をしてきたので、彼らのモチベーションと能力はわかっている。僕のキャリアにおける非常にエキサイティングな新たな章の始まりだ。レッドブルの自信とサポート、そして、この機会を与えてくれたことに感謝したい。最後に、トロ・ロッソで働いてきたみんなに特に感謝の気持ちを伝えたい。彼らはプロフェッショナルな素晴らしいチームであり、彼らの活躍を願っている」シリル・アビテブール (ルノー・スポール・レーシング マネージングディレクター)「カルロス・サインツは非常に有望なドライバーであり、特にルノー・ジュニア・フォーミュラでの成功の後、しばらくの間、我々のレーダーにいた。2018年のカルロスの起用を発表できるのは我々にとってポジティブなニュースだ。この選択は我々の中期戦略計画とうまく連携するものだ。我々はニコとカルロスがトラック内外でお互いに補完し合い、そのコンビネーションはグリッドで前進するために役立つと感じている。この期間、我々にカルロスを貸してくれたヘルムート・マルコに感謝したい。我々は過去2シーズンにわたってチームと懸命に働き、努力してくれたジョリオンに感謝しなければならない。彼は献身的なドライバーであり、彼のキャリアの次のステップでの活躍を祈っている」ヘルムート・マルコ (レッドブル・モータースポーツ・コンサルタント)「カルロスが2018年にルノー・スポールF1チームで走ることに合意できたことを嬉しく思っている。彼は素晴らしい才能を持っているし、経験豊富なドライバーとともにマニュファクチャラーチームで働くことから恩恵を受けるだろう。これはカルロスに異なるチャレンジを与えることになる。彼はレッドブル・ファミリーの一員のままであり、彼の進歩を鋭く見守っていく。これはカルロスとルノー・スポールF1チームにとって非常に良い発展であり、我々も新たな才能をF1にもたらすことができる」