ルノーのアドバイザーを務めるアラン・プロストは、2018年にルノーがマクラーレンにF1エンジンを供給する可能性を否定している。過去3シーズンにわたってホンダのF1パワーユニットに悩まされているマクラーレンは、他のパワーユニットへの載せ替えを検討していることを公にしているが、メルセデスとフェラーリからはすでに拒否されている。
そのため、マクラーレンがホンダとの関係を解消した場合の唯一の選択肢はルノーだとされている。ルノー・スポールF1のシリル・アビテブールも「マクラーレンと議論があった」と認めている。しかし、FIAのレギュレーションは、エンジンメーカーが3チーム以上に供給することが原則禁じられている。ルノーは、ワークスチームに加え、レッドブル、トロ・ロッソにF1パワーユニットを供給してる。一部で報じられているようにトロ・ロッソがホンダにエンジンを変更することになれば、ルノーの供給枠が空くことにまり、ホンダもF1に残ることができる。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「トロ・ロッソがどのエンジンを載せたとしても我々にはあまり影響はない」とコメント。「だが、状況がどうなっているかはすぐに知る必要がある。今後数週間以内だ」マクラーレンは、ルノーの供給枠を確保するべく、トロ・ロッソとホンダとの契約を懸命に後押ししているとされ、トロ・ロッソのためにギアボックスを製造することさえ望んでいると報じられている。だが、ルノーのアドバイザーを務めるアラン・プロストは、トロ・ロッソがホンダに変更することがなければ、マクラーレンとルノーの契約は“不可能”だと述べている。「マクラーレンはホンダに問題を抱えており、彼らは我々に打診してきた」とアラン・プロストは Sporza にコメント。「だが、ルノーがもう1チームを抱えるのは不可能だ」
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