ルノーは、2018年にフェルナンド・アロンソを獲得することがチームの優先事項ではないことを示唆している。フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダとの契約が今シーズン末で期限を迎え、10年以上前に2年連続でF1ワールドチャンピオンを獲得したルノーへの復帰が噂されている。
「皆さんがアロンソとルノーについて知りたがっていることはわかっている」とルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールはコメント。「私に言えるのは、フェルナンドはワールドチャンピオンだということだけだ。彼が自分に残された時間がなくなりつつことを意識していることは我々も理解している。だが、我々としては彼が人生において何をやりたいと思っているのかを確かめる必要がある」「まずは、彼自身が自分に何を望んでいるかを知る必要がある。彼はまだF1を続けていきたいのだろうか? 彼はまだこのスポーツに情熱を抱いているのだろうか?」「これまで連絡をとらないようにしたことはないし、常にある種の絆のようなものもあるが、彼には我々のチームを待つ必要はない。彼は現在の我々の位置をわかっているからね」「現在、我々は全力で開発を行っているところだし、この仕事を我々のドライバーであるジョリオンとニコと一緒に集中していきたい」フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPを欠場して、インディ500に参戦する。「モナコの代わりにインディに参戦することは、彼がF1以外のものを経験して、それでもまだF1を愛しているのかどうかの答えを見つけたいと思っていることの証しだろう。その答えを得ることが最初の問題だ」「話しをする時間はあるが、私は噂の種を増大させたくはない。アロンソはずっと我々ファミリーの一員だが、同様に誰もが自分の生き方を決めなければならない」