ルノーは20日、バルセロナでテストを行った。2日目となる今日も天候は雨。フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.が、それぞれR28で2008年シーズンに向けての作業を行った。前日と同様に雨により、滑りやすく気温の低いトラックコンディション。そのため、予定していたプログラムの変更を余儀なくされ、コンディションが改善しはじめる午後まで待たなければならなかった。チームは一日の大半をマシンのシステムチェックとガレージ内でのレースシミュレーションに費やした。
フェルナンド・アロンソ「今日も天候のせいで多くの走行を行うには至らなかったよ。午前中は走れないくらい濡れていたから、午後まで待たなければならなかった。ウェットで数周走って、いくつかのことを試したんだ。このようなコンディションで、トラクションコントロールのない運転に慣れ、マシンの挙動を改善させるチャンスだったからね。今週に妨げられている。明日は天気がよくなりそうだね。」ネルソン・ピケJr.「2日間も天気の回復を待つことに時間を費やすのを我慢するのは辛いね。今日はインストレーションラップを1周走っただけだった。チームのみなが午後にコースコンディションが回復することを願っていた。ちょっと残念だったよ。明日はコンディションも良くなるみたいだし、重要な作業を終えられることを願っている」 クリスチャン・シルク (チーフテストエンジニア)「天候は昨日と同じで、何かを学ぶには難しいコンディションだったし、トリッキーな状態で、わざわざマシンにリスクを犯すことないよ。フェルナンド(アロンソ)は午後にシステムチェックを実施したが、コンディションが回復せず、今日も早めに切り上げた。明日の作業に集中し、走れるようであれば多く走りたいと思っている」