ルノーのレーシングディレクターを務めるフレデリック・バスールは、2016年のどちらのドライバーも1年契約であることを認めた。「両ドライバーは1シーズンの契約を有している」とフレデリック・バスールは今季のドライバーを務めるケビン・マグヌッセンとジョリオン・パーマーに言及。「F1は常に動いているし、ドライバーが5〜6年留まると言うことはできない。現在の我々にとっては強力なベースを築いていることが重要だ」
実際、ロータスの買収を発表した際、ルノーは2016年の予想を低く設定している。「ポイントあたりを戦っている」とケビン・マグヌッセンはコメント。「わずかにポイント圏外かもしれない。メルボルンで2台がポイントを獲得すれば、本当に良い週末だろうね」フレデリック・バスールは、2016年に勝つことはないだろうが、それはルノーにとってドライバーは重要ではないという意味ではないと述べた。「適切なドライバーを起用することは非常に重要なことだ」とフレデリック・バスールは主張。「チームドライバーとして、もちろん、彼らの上で編成されている。だが、まず何よりも彼らが良い結果を出せるクルマを届ける必要がある。正しい順番でなければならない」ジュニアカテゴリーで成功を収めたARTの創設者であるフレデリック・バスールは、すでにF1パドックでも厳しい男として評判になっている。「私はそれに答えるのに相応しい男ではないね」とフレデリック・バスールと笑う。「でも、そうだね、私のリーダーシップ・スタイルは厳しいかもしれない。そのようなことを聞くのは初めてではないしね!」実施、ケビン・マグヌッセンへのフレデリック・バスールの歓迎のメッセージは、2016年のファーストチェイスはマクラーレンのストフェル・バンドーンだったというものだった。しかし、フレデリック・バスールは「ケビンのことは長い間知っていたし、彼は結果を出すと確信している」と主張。「かなり献身的な男だとチームからフィードバックを受けている。ケビンは本当に評判がいい」